シネマトゥデイより
ミステリー小説が大好きな大学生・葉村譲(神木隆之介)は、ミステリー愛好会の会長を務める明智恭介(中村倫也)に強制的に入会させられ、学内で起きる事件に首を突っ込む毎日を過ごしていた。ある日、同じ大学に通いながら私立探偵としても活躍している剣崎比留子(浜辺美波)が、犯行予告が届いた音楽フェス研究会の夏合宿に行こうと彼らを誘う。三人は山奥の合宿地・紫湛荘を訪れる。
2020年一発目の作品は邦画ミステリーのこの作品になりました。口コミサイトでは酷評されていますが…
確かにスタートしてすぐにやめておけばよかったという気持ちにはなりました。明らかにストーリー展開が陳腐で、中途半端なコメディタッチも気になりました。神木隆之介、浜辺美波、中村倫也という素晴らしいキャストなのにもったいない。
またネタバレになるかもしれませんが、ゾンビがでてくる展開も経緯がまったくわからず???の連続です。思わずこの作品は「カメラを止めるな」の二番煎じを狙っているのかと思ってしまいました。
ただ中盤以降の謎解きになってくるとこれが結構面白いんです。最終的にトリックもよくできていて集中できました。眠くならないという意味ではよい作品だったと思います。
ただゾンビが…結局ゾンビのことが訳のわからないままに終了。モヤモヤ感満載の作品となりました。キャッチコピーの「ようこそ、奇想天外の密室ミステリーへ」はある意味で納得です。奇想天外過ぎる…
総評は星2つ。キャストもトリックもいいだけに残念でした。
★★☆☆☆