シネマトゥデイより
紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。

ゴールデンウィークの最終日に邦画の話題作である本作品を観にいきました。午前10時20分の回に行きましたがほぼ満席!あらためて人気作であることを感じました。

さてさて内容ですが歴史漫画が原作ということですが、邦画レベルでは最高のCG技術を駆使しており、アクション作品として素晴らしい仕上がりになっています。いつもながら原作は読んでいませんが、そんな自分でもストーリーにグイグイ引き込まれる丁寧な作りとなっており、最初から集中して楽しむことができました。紀元前の統一前の中国ってこんな感じだったんでしょうかね?CGアクションは別としてある意味リアルでした。

主人公の信を演じる山崎賢人は熱い役をド熱く演じており好感が持てます。また良かったのは王騎を演じていた大沢たかお!おそらく漫画のキャラを忠実に演じているのでしょうが、クセがありいい感じでした。「ムフッ!」…頭に残ります。美しくて強い楊端和を演じる長澤まさみもよかったです。

とにかくアクションシーンがこれでもかというくらいど迫力で連続する作品ですが、飽きることなく最後まで堪能できます。

総評は5で!歴史モノということもあり広い世代が楽しめる作品だと思います。
★★★★★