G1クライマックス28優勝決定戦は棚橋弘至が飯伏幸太を破り3年ぶり3回目の優勝を果たしました。

今日は15時からテレ朝チャンネルで生中継がありテレビ観戦していました。優勝決定戦には内藤でもオカダでもケニーでもなく、棚橋と飯伏が上がってきました。最近、怪我の関係からも表舞台からフェードアウトしていた感じの棚橋がきたのは嬉しく、飯伏との試合は新鮮です。

試合は序盤はクラシカルなグラウンドの攻防。最近はいきなり大技から派手な試合が増えていますが、この序盤は見応えがありました。

中盤の張り手の攻防の迫力は凄かったです。両者ともに気迫と気迫のぶつかり合い。飯伏の顔がぶっ飛びそうなまでの張り手を受ける棚橋の鬼の形相が印象的でした。

試合は35分0秒ハイフライフローからのエビ固めで棚橋がフィニッシュ!二人のG1への想いが凝縮された好勝負でした。

一時絶対王者だった棚橋が紆余曲折を経てまたG1クライマックスを制したのは実に感慨深かったです。これでまたタイトル戦線に戻ってくるのでしょう。今日の試合もそうでしたが、これまでとまた一味違った円熟味を増したレスリングをしてくれるはずです。

会場も棚橋の優勝はウェルカムな感じでした。あとIWGPヘビー王者のケニーに石井が絡んできたのも嬉しい動きです。来年のドームに向け、また新日本プロレスから目が離せません。