シネマトゥデイより
女子テニスプレーヤーのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、女子選手の優勝賞金が男子選手の8分の1であることなど男性優位主義に不満を募らせていた。男女平等を求めるために仲間とテニス協会を脱退した彼女は、女子選手の地位向上を掲げた女子テニス協会を立ち上げる。そんなビリーに元男子チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)が男性優位主義代表として対決を申し込むが、それには妻に逃げられた彼にとっての人生逆転の意味合いもあった。

男女平等の権利を掴み取る情熱はひとの心を動かします。

伝説のテニスプレーヤーであるビリー・ジーン・キングが男女平等を訴えテニス協会や元男子チャンピオンを相手に奮闘する姿を描いている作品です。

ビリー・ジーン・キングは47歳の僕には少し前の世代の選手であり実際にプレイをする姿は見ていませんが名前くらいは知っていました。そのビリーを演じるエマ・ストーンは偉大なスポーツ選手を見事に演じています。これがスパイダーマンやラ・ラ・ランドのエマ・ストーンって驚いてしまうくらい風貌も肉体もテニスプレーヤーに変身しています。

そしてストーリーはまさにテニス版のロッキーです。男女平等を訴え、男子テニス元王者のボビー・リッグスの挑発に応えてトレーニングし、勝利を勝ち取る姿は感動します。「エイドリアーン」って叫びたくなります。って叫ぶ訳ないか…場所がテニスなのにアストロドームってのもすごいことですね。

この映画、面白いです。おススメです。