イギリスのミュージックシーンに登場したザ・ビートルズは、1963年にツアーをスタート。そしてアメリカのテレビ番組「ジ・エド・サリヴァン・ショー」出演をきっかけに、世界的な知名度と人気を得て、1964年6月に初のワールドツアーを開始する。ツアー活動を停止した1966年8月まで、15か国で166公演を行った彼らの全盛期を追う。
シネマトゥデイより
ビートルズを扱った映画は数本観ていますが、本作では主に絶頂期だった66年までにフォーカスしています。今日は封切り日でしたが、会場の有楽町にある角川シネマは満席でした。ビートルズの人気は永遠です。
66年というとまだ僕は生まれてませんが、小さい頃にポンキッキでかかっていたビートルズの曲はしっかり頭に残っています。その後も僕の好きになるアーティストは多かれ少なかれビートルズの影響を受けていて、僕も中学生の時にビートルズにのめり込みました。純粋なレノン-マッカートニーの曲は少ないのかもしれませんが、4人の偉大なアーティストによるリズムの融合はとてつもない効果があったのでしょう。
ストーリー自体はすでに伝えられているものばかりで、斬新ではありませんでした。個人的には66年以降のドロドロしたストーリーが好きなのですが、全体としてはまあ楽しめました。
圧巻は本編のあとに続くデジタルリマスターされた世界初のスタジアムライブであるシェアスタジアムライブの映像です。いまに甦えったかのような画質で観れるのでリアリティがあり、当時のビートルズとファンの迫力が再現されています。こちらの方が必見かもしれません。