ロシアのドーピング問題が紙面をにぎわせています。
ロッキーファンの僕は、『ロッキー4』でのソ連チャンピオンのドラゴの科学チームに囲まれたトレーニングシーンを思い出してしまいました。
ソ連からロシアになっても、まだあんなことをやっていたんですね。国家プロジェクト。商業オリンピックがもたらした弊害でしょうか?
可哀想なのは選手。女子選手の中には若いころから、知らずにビタミン剤と言われて、ステロイド剤を飲まされていたケースもあるようです。いまは副作用に悩まされているようです。
しかし、人間は強くなる、速くなるためだったら、薬に手をつけてしまうのでしょうか?
僕の大好きだったプロレスラーのダイナマイト・キッドは、いまもステロイドの後遺症に苦しみ、車椅子の生活を送っています。
彼はプロレスラーなので、最強の身体を求めるためにステロイドを使用したことを後悔していないとコメントしています。…が、元気でいて欲しいのはファンの気持ち。
今回のドーピング問題を機に、スポーツ界の商業主義の考え方が少しでも改善されることを望みます。