コンプライアンス

小保方さんのSTAP細胞の論文捏造が話題になって一週間くらいがたちます。本人が記者会見してないのでなんとも言えませんが、論文のコピペ問題や画像の切り貼りなど残念な事実が浮かび上がっています。研究自体は素晴らしいものだし、成果もあっただろうになぜこんなことになったのでしょうか？

僕はコンプライアンスに対する考え方の問題と思っています。コンプライアンスを辞書で引くと、遵守や従順とあります。やっていいこと、わるいことの判断がしっかりできていればこんなことになっていなかったということです。思えば日本はこのコンプライアンスが弱い民族ではないでしょうか？

産地偽装や情報改ざんなど、これまでなんとなくバレなければよかったことに対し、日本人の国民性は寛容だったように思います。ただこれだけ情報が透明になる時代になると、隠しても隠しきれないことが多々でてきます。それは当然ダメなことであり、容認し難い状況になるということです。今回の件だけでなく、日本人は今一度コンプライアンスを考える必要があります。

僕も個人的にコンプライアンスに弱いと思っています。それだけにこういうニュースを見ては認識を強く持つようにしています。STAP細胞の研究自体は素晴らしい研究だと思いますので、ぜひ全容を解明して次のステップに進んで欲しいものです。