新日本プロレスの「NEW JAPAN CUP 2013」開幕戦を後楽園ホールに観戦に行ってきました。
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春の大一番、トーナメントはこんな感じです。個人的にはいまブレイク中の石井智宏に優勝を狙ってほしい気持ちです。なんたって苦労人です。天龍、長州直伝のゴツゴツした試合に期待!。
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開始前に東日本大震災の被災者の方に向けたチャリティオークションと1分間の黙とうがありました。こうしてプロレスがみられる普通の幸せに感謝です。

さて会場は月曜日というのに超満員。すっかり新日本の安定した人気を実証です。

期待の石井は第一試合で小島と対戦。小島とゴツゴツとした試合を展開。お互いの打ち合う打撃音がすごいです。観客は大興奮です。石井は身体は小さいですが、その体格のハンデを克服する肉体を完成させほんとうにいいレスラーになりました。試合はまっすぐにはいるヘッドバットから垂直落下式ブレーンバスターで石井の勝利!第一試合にも関わらず会場は大爆発です。

第二試合の後藤VSトンガはトンガ人気がすごい。後藤は強いと思いますが、試合展開が好きになれないです。昇天・改で勝利もなんだかしっくりこない感じがしました。

第三試合の中西VS矢野は中西の復活した姿に感激です。よくここまで戻りました。でもまだ体調はよくなさそう・・・

第四試合はアンダーソンVS天山。アンダーソンの観客をもっていく、ひとつひとつのムーブは素晴らしい。かたや天山も人気は相変わらずシュ~の掛け声はお決まりです。でも8分足らずでアンダーソンのガンスタンで勝負あり・・・天山も体調がいまひとつなのでしょうか???

第五試合はスペシャルタッグマッチ。棚橋様の登場です。でも試合はキャプテンニュージャパンの独壇場。古きよき日本のプロレスのお笑いのエッセンスを凝縮しています。中間のよい意味での息抜きになる存在でしょうか!?でもそこはメンバーの豪華な試合。デヴィットやシェリーの動きが試合を引き締めます。

第六試合には好きな真壁が登場。裕次郎との対戦で、いつもの相手の技を受けきるプロレスを展開しましたがあっさりと裕次郎のぶっこ抜きジャーマンで敗れてしまいました。なんだか真壁らしくない試合です。観客の多くはそう感じたのではないでしょうか?

第七試合は鉄板名勝負の鈴木みのるVS永田です。このふたりは本当に手が合います。いつも名勝負にする技術はさすがです。この日も場外乱闘あり、張り手の打ち合いありと素晴らしい展開。

第八試合はオカダVSアーチャーです。日本人対外国人を最後にもってきたのはいまの新日本の戦略なのでしょうか?アーチャーは昨年のG1を観戦したときに必殺技をみにつければと思いましたが、いまは十分にいい試合ができる選手になりました。まさにアンダーソンに次ぐ外国人レスラーになってきました。オカダも大苦戦の試合になり、ハラハラの試合になりました。最後はレッドインクでオカダが勝利をものにしましたが、今後のアーチャーに期待です。
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メインは中邑VSデイビーボーイスミスJr.の大戦。あいかわらず中邑がクネっています。ファンもこのくねり方が大好きですね。一方のスミスJr.は初観戦ですが、お父さんに似た風貌で身体はお父さんよりでかい!!!いい選手です。順当なら中邑ですが、スミスの奮闘にまたもや会場大爆発!最後はシャープシューター(サソリ固め)からパワーボムでスミスの勝利!これは番狂わせ。こういう番狂わせはファンを熱くさせます。これはおもしろくなってきました。
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結局試合内容としては第一試合の石井VS小島が誰の目にも素晴らしく映ったのではないのでしょうか?メインでもいいくらいです。トーナメントは23日に決勝ですが、石井に悲願の優勝を成し遂げてほしいものです!
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