燃えろ新日本プロレスもやっと10号目に突入しました。

ここまではすばらしい激闘の数々でファンとしては納得の10号です。

今回は新日対Uインターとなります。そうです一般新聞紙およびスポーツ紙の1面も飾ったいわゆる10.9ドーム全面対決です。このときすでにプロレスはゴールデンから消えていましたが、一夜限りで復活。また高田の人気も手伝ってすごい盛り上がりでした。

①永田・石沢VS金原・桜庭
桜庭はもちろんブレイク前。両チームの意地のぶつかり合いがすさまじいです。プロレスというよりもいまの総合格闘技のような緊迫感。このときの石沢が好きでした。後の総合格闘技の雄の桜庭から三角締めでギブアップを奪う姿はかっちょいいグッド!

②大谷晋二郎VS山本健一
大谷がヤマケンを完封。最後のドラゴンの連発は超エグイ!!!なんたってブリッジがすご過ぎて両肩がマットにつかないんです目

③飯塚高史VS高山善廣
もちろん飯塚はヒールになっていませんし、高山もまだ帝王のたたずまいではありません。しかしこの時すでに高山は帝王への階段を登っているのか!?それまでどちらかというとただ背が高く、それ以外の印象があまりなかった高山がブレイクする試合です。

④獣神サンダー・ライガーVS佐野直喜
Uインターとの対抗戦ですが、この試合は違う!ライガーが昔の佐野を引き出そうとあの手この手で攻めます。そしてそれに呼応していく佐野・・・名勝負!佐野のトペは感動物!

⑤長州力VS安生洋二
はっきりいって怖い長州が満載の試合。調子にのる安生に対し怒り全開。でも「キレていないっすよ」・・・そうあの長州小力のネタになったフレーズです。しかしこの時の長州は強かったし、プロレスというものへの自負がすごかったです。戦慄のリキラリアットからサソリ固めが決まる!

⑥佐々木健介VS垣原賢人
のちに新日ジュニアにあがるカッキーの試合です。圧倒的な強さでおす健介…しかし落し穴が…

⑦橋本真也VS中野龍雄
橋本の強さと中野の意地が爆発の試合です。体格差があまりにもありすぎて中野にとっては厳しい試合でしたが、この時の中野も好きですし、それを徹底的に押しつぶす橋本はもっと好きです。

⑧武藤敬司VS高田延彦
鉄板名勝負です。東京ドームを超満員にできるカードでした。ドラゴンスクリューを復活させ、足四の字固めをフィニッシュホールドにした武藤はやはり天才です。高田よりも武藤の強さが際立つ一戦です。
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