「薔薇の名前」
観てきました
見る前は
サイコ?ミステリー?
など
様々な憶測が拡がっていましたが
これは
ミステリーでした
舞台は山奥の修道院
行くのも出るのも大変な
雪残る山間の修道院です
オープニングの鐘の音が
これから何かが起こるぞ、みたいな不安感を煽ります
修道士達の格好も
薄汚れててみすぼらしいのに
でっかい塔が
どーんとあるので
その対比も不気味
その修道院に
とある老齢の修道士と
その弟子の若い修道士が
やってきて
事件を追うとゆう
ストーリー
老齢の方が頭が良くてキレ者なのです
修道院故の話しだったり
信仰と盲信は紙一重なんだよ、的な哀しさだったり
異端審問まで絡んできたりと
最後までハラハラさせられるお話しで
面白かったです
映像も
夜、後ろから人物に寄ってく描写とか
それまでの伏線とか
次、死ぬのはコイツだー!やっぱりー!ッアー!
みたいなミステリーミステリーした映像で
よく出来てるなぁと思いました。
あとは薄暗い映像に炎がすごく印象的でした。
全然違うかもしれないけど
なんだか京極夏彦センセイの
「鉄鼠の檻」を思い出したなぁ
あれも禅寺の話しで禅がすごく絡んでたから
映画も
黙示録を絡めてたり
あと信仰の場所故の閉塞感とかが通じるモノがある気がしました
なんにせよ
特にミステリー好きには
オススメです
(`・ω・´)
是非映画館で
暗い劇場に響く鐘はものすごく引き込まれますよ
「薔薇の名前」原題は
THE NAME OF ROSE(たしか…)
このタイトルも秀逸です
