先程、報道番組で宮崎駿さんが引退会見を開いて
報道陣の質問に答えてみえました。
私が宮崎駿監督のお名前を知ったのは小5の時です。
長女と同じ年頃のことで
『風の谷のナウシカ』の映画が上映されていました。
大人気でクラスのほとんどの子どもたちが観ていて
自分も見ないと話しに、ついていけなくなりそうだったので
映画館に観に行ったことを覚えています。
とても衝撃を受けた作品です。
それまで観た映画の中で1番(ナンバー1)!
大好きな映画のひとつになりました。
ちょうど、その頃の将来の夢が漫画家だった私は
ナウシカのような大作は絶対、私には作れない!
失望、絶望に変えてしまった作品でもありました^^;
それっきり、ペンも持たなくなって
雑誌に投稿してみようとしてたけど全部、捨てちゃいました。
夢を諦めてしまったけど、それまで、漫画しか見えていなかった
自分が変わり始め今度は何を目標にしようか
考えるようになりました。それから、本を読むようになったような気がする。
推理小説やサスペンス。時代劇、忠臣蔵。南総里見八犬伝~
高校では、『風と共に去りぬ』『アンクル・トムの小屋』『大草原の小さな家』
アメリカの西部開拓時代に興味を持つようになった。
宮崎駿監督の映画に影響を受けた人がたくさんみえるでしょうね。
私も、そんな1人だと思う。
今日の会見の中でも、子どもたちが集まるような作品を作らないといけない
とおっしゃっていました。また、自分は児童文学に大きく影響を受けた
ので、同じように子どもたちも児童文学を楽しんで欲しいと・・・
自分の作品を観て何かを感じて欲しい。お金を出して観に来てください。
・・・笑顔で会見されていた。
3年前に、スタジオジブリ編集で岩波書店から
『岩波少年文庫50冊』を出している。
これも興味深くて、ロダーリの本だとか
知らなかった作品に出会うことが出来ました。
宮崎駿さんは、今後、長編アニメの制作には
一切関わらないとしていますがジブリ三鷹の森美術館で
仕事に関わっていきたいとしているようなので期待したいと思います。
娘たちが大人になるまでは、宮崎駿さんの新しい作品を
見せてあげたかったな~ちょっぴり残念だけど
ジブリの若い人たちに託すとおっしゃってみえたので
来年度の新作も楽しみにしたいですね。