非武装地帯に春がくると (日・中・韓 平和絵本) | |
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高校の修学旅行で軍事境界線上にある板門店を訪ねました。
そこから、隣の北朝鮮を眺めました。
鉄条網で囲まれている場所で重々しい雰囲気があり
すぐ側で戦車や軍人を見かけ、できるだけ口を開かない
ようにと指摘されました。
そこに立っているのが非常に怖くて足が震えました。
滞在時間も短かく写真撮影も禁止されて
思い出に残るものは何もないけど、非武装地帯を
歩いたことを覚えています。
その頃、ベルリンの壁も崩壊して、ここも近い将来
ひとつの国になるのかな~と思ったのですが
まだ時間がかかりそうですね。
そこへ今回、日・中・韓で共同し「平和」の絵本が12冊も
刊行されることになりました。
その第1弾となる絵本を読みました。
うちの子たちは、隣の国のことさえも、よく知らないので
とりあえず難しいことは、さて置き。
絵本を楽しみました。
非武装地帯では、いろいろな動物が国境とは関係もなく
自由に生きている様子をいきいきと表現していて
美しい自然に囲まれていることを知りました。
おじいさんの故郷は今・・・
子どもたちに、どのように映ったのでしょう?
最後のおじいさんが抱き合って喜び合うシーンは
子どもたちも胸に響くものがあったようですよ。