非武装地帯に春がくると (日・中・韓 平和絵本)
非武装地帯に春がくると (日・中・韓 平和絵本) イ・オクベ おおたけ きよみ

童心社 2011-04-01
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高校の修学旅行で軍事境界線上にある板門店を訪ねました。


そこから、隣の北朝鮮を眺めました。


鉄条網で囲まれている場所で重々しい雰囲気があり


すぐ側で戦車や軍人を見かけ、できるだけ口を開かない


ようにと指摘されました。


そこに立っているのが非常に怖くて足が震えました。


滞在時間も短かく写真撮影も禁止されて


思い出に残るものは何もないけど、非武装地帯を


歩いたことを覚えています。


その頃、ベルリンの壁も崩壊して、ここも近い将来


ひとつの国になるのかな~と思ったのですが


まだ時間がかかりそうですね。


そこへ今回、日・中・韓で共同し「平和」の絵本が12冊も


刊行されることになりました。


その第1弾となる絵本を読みました。


うちの子たちは、隣の国のことさえも、よく知らないので


とりあえず難しいことは、さて置き。


絵本を楽しみました。


非武装地帯では、いろいろな動物が国境とは関係もなく


自由に生きている様子をいきいきと表現していて


美しい自然に囲まれていることを知りました。


おじいさんの故郷は今・・・


子どもたちに、どのように映ったのでしょう?


最後のおじいさんが抱き合って喜び合うシーンは


子どもたちも胸に響くものがあったようですよ。