ふしぎの国のアリス | |
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今日の寝る前の絵本は、これ!
私が読んだ『ふしぎの国のアリス』はポプラ社のもので
随分、違いましたが、メアリー・ブレアの描くアリスが大好きになりました。
アリスのお話は、妖怪話のようで怖くて好きになれませんでした。
でも、何度も読み返したくなるので不思議でした。
私が、児童書はおもしろい!と思った
最初の本が『ふしぎの国のアリス』で、それから、『ピーターパン』など
読み始めました。
こちらは、絵本なので怖さもそんなに感じないと私は思いましたが
はじめて聞いた娘たちは、やはり怖かったみたいで
「アリスは怖い!アリスより、シンデレラの方が好き。」と2人は声を揃え
言っていました。
トランプの精が怖かったらしい。私が読んだ時は、お茶会の方が
怖くて、そのページから、なかなか先が読めなかったのを
覚えています。でも、この絵本では、「誕生日、おめでとう!」と
声をかけられて、「おめでとう!」というラスト♪
明日が、ちょうど7歳のお誕生日を迎えるお姉ちゃんは、アリスと
自分が重なって、嬉しそうに聞いていました。
そして、アーサー・ビナードさんの訳がまた現代語っぽくて、
おかしく笑えました。
少し怖いところも出てきますが、それはアリスらしいおはなし
と言う感じで、ラスト・シーンは、ハッピー気分で格別。
メアリー・ブレアの『ふしぎの国のアリス』を楽しむことができました。