ふしぎの国のアリス
ふしぎの国のアリス メアリー・ブレア

講談社 2009-07-01
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今日の寝る前の絵本は、これ!


私が読んだ『ふしぎの国のアリス』はポプラ社のもので


随分、違いましたが、メアリー・ブレアの描くアリスが大好きになりました。


アリスのお話は、妖怪話のようで怖くて好きになれませんでした。


でも、何度も読み返したくなるので不思議でした。


私が、児童書はおもしろい!と思った


最初の本が『ふしぎの国のアリス』で、それから、『ピーターパン』など


読み始めました。


こちらは、絵本なので怖さもそんなに感じないと私は思いましたが


はじめて聞いた娘たちは、やはり怖かったみたいで


「アリスは怖い!アリスより、シンデレラの方が好き。」と2人は声を揃え


言っていました。


トランプの精が怖かったらしい。私が読んだ時は、お茶会の方が


怖くて、そのページから、なかなか先が読めなかったのを


覚えています。でも、この絵本では、「誕生日、おめでとう!」と


声をかけられて、「おめでとう!」というラスト♪


明日が、ちょうど7歳のお誕生日を迎えるお姉ちゃんは、アリスと


自分が重なって、嬉しそうに聞いていました。


そして、アーサー・ビナードさんの訳がまた現代語っぽくて、


おかしく笑えました。


少し怖いところも出てきますが、それはアリスらしいおはなし


と言う感じで、ラスト・シーンは、ハッピー気分で格別。


メアリー・ブレアの『ふしぎの国のアリス』を楽しむことができました。