トミー・デ・パオラ, 福本 友美子
ジェイミー・オルークとおばけイモ―アイルランドのむかしばなし



おばけイモって、どんなイモなのかな?


下の娘は、「おばけ」と聞くと、私に、しがみつき怖がって


泣いてしまいます。お姉ちゃんは、「おばけ」絵本が大好きなこと


は、以前にも、お話しましたね(*^▽^*)


でも、この絵本は、ちょっと長~いお話なので、もう少し


大きくなってから、一緒に楽しみたいと思います。


アイルランドの昔話のようですが、この絵本!あの

ヤーノッシュ, やがわ すみこ
おばけリンゴ

を思わせるストーリー展開でした。


おばけリンゴは、神様が願いを叶え、たった一つだけ実り、


大きな大きなリンゴの実がなって、貨車にも積めないほど


とにかく大きな実がなりました。そして、市場では「おばけリンゴ」


と呼ばれて、誰も買ってくれませんでした。


このお話も、おばけイモは、とにかく大きくて、道を塞いでしまい


村じゅうの人たちが困り果てました。そこで、おばけイモを収穫し


おかげでその冬は、どこの家もジャガイモばかり食べる事になり、


もうジャガイモなんて見たくもなくなってしまいました。


このおばけイモを育てたジェイミーは、アイルランドいちのなまけもの。


と呼ばれていましたが、大きくなり過ぎた「おばけイモ」との結末は・・・


トミー・デ・パオラの描く絵が愉快で楽しい1冊でした☆彡