- ジビュレ・フォン オルファース, Sibylle von Olfers, 秦 理絵子
- ゆきのおしろへ
大好きなドイツの絵本作家オルファースさんの処女作!
自分が生まれたよりもずっと以前に
描かれた絵本とは思えないような美しさです。
(表紙の赤い服を着た女の子)マリーレンちゃんが可愛い♪
マリーレンちゃんは、ゆきのこどもたちに誘われて
雪の女王のくにへ訪れます。
そこには、女王さまと ちいさな おひめさまが みえて
マリーレンちゃんは、おひめさまの 誕生日に
ゆきの ごちそうを いただきました。
おひめさまの おにわには まほうの お花が咲いています。
(ぴかぴか ガラスのよう 地面は つるつる 鏡のよう)
明るい広間では、踊って 遊んで 楽しく、ゆきのこたちも
ひょこひょこ 飛び跳ね 踊りました。
おひめさまは マリーレンちゃんに もっといて欲しいと
思いましたが、女王さまは、マリーレンちゃんを家まで
そりで おくって くださいました。
とても夢のある あたたかなファンタジー絵本で
上の娘も夢中になりました!
上の娘は、4歳6ヶ月になり、物語絵本も
楽しめるようになってきました。
このお話も、自分がマリーレンちゃんになった
ような気分で、お話を聞いていました。
だから、何度も「マリーレンちゃん、読んで!」と
言っていました(*^▽^*)
いつもオルファースさんの絵本には、娘共々、お話に
引き込まれます!
1905年に描かれた絵本とは、ほんと思えないほど
素晴らしい作品だと思います。
ドイツ古典絵本の傑作と言いますが、現代絵本のようです☆彡