- ドン フリーマン, Don Freeman, みはら いずみ
- 野はらの音楽家 マヌエロ
マヌエロというなまえのカマキリが
美しい音楽にききほれていました。
野外コンサートがあるたびに、こうして
耳を傾けているので、マヌエロは、オーケストラの楽器を
ぜんぶ、しっていました。
なかでも、お気に入りは、フルートに、トランペット
ハープ、そして、チェロでした。
「ぼくも、じぶんできれいな音を、だせたらいいなあ・・・・・・」
そこで、楽器を作ってみようと、水辺に生えているガマを
フルートのように小さなあなを、かじってあけました。
うまく音が出ません。。。
次に、ラッパの形をした花を見つけて、花をかりとり
トランペットのように、ふいてみました。
息を吹き込んでいるうちに、顔が真っ赤になって
どんなにふいても、音はちっとも鳴りません。。。
マヌエロが、しょんぼりしていると、
デビー・ウェブスターというクモが、
「ふたりで力を合わせれば、チェロがつくれるとおもうんだけど。」
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うちの娘は、カマキリは苦手。実は、私も・・・(;^_^A
でも、このお話は、とても好感を持ちました。
最初は、カマキリが、コオロギやキリギリスのように
音を奏でるなんて無理でしょう?なんて思いました。
絵本の中でも、みんなに「無理だ!」って
言われたりしていました。
そこに、同じように、ひとりでは音を奏でられない
仲間のクモがあらわれて、ふたりの力を合わせれば
願いは叶う☆彡という