おのでら えつこ, さとう なおゆき
ちいさなかぜは ふいてゆく



とっても不思議な世界が広がる なが~い1枚の絵になる絵本!


イラストレーターさんの絵本なので、とってもユニークな挿絵です。

折込のページが全頁続き、めくっていくのが楽しい1冊♪


風に吹かれて海から港へ、公園へ、そして街へと流れてゆく1つの風船。

娘と風船を追いかけながら読みました。


孔雀が出てくるページが特にお気に入りで、

私も昔懐かしい思い出がよみがえりました。


小学生の頃、母親の実家の長崎県佐世保市にある動物園へ

従兄弟のお兄ちゃんに連れて行ってもらいました。


そこには、孔雀のいるおりがあって、孔雀の羽がたくさん落ちていました。

さくがあって、手が届きません。そこで、頭を使ったお兄ちゃんが、

食べていたガムを、見つけてきた割り箸のような棒の先につけて、

さくの穴から、その棒を通して、羽をガムにくっつけて、うまいこと孔雀の羽をとってくれたのです!


すっごく嬉しいおみやげでした♪

お兄ちゃんの頭の良さに驚いた私でした(笑)


この絵本を読んでいたら、孔雀が落としていった羽を集める作業員のおじさんが

描かれていて、「うわぁ~!私も欲しいなあ。」なんて思いました。


お部屋に飾ったら綺麗だろうと思いませんかo(^-^)o


その挿絵の後も、どんどん素敵な絵が続き、サンタさんが描かれているページも

あったりして、娘も、すごく楽しそうに挿絵を眺めていました。


最初から最後まで、絵がつながっている絵本なんて初めて見ました!

とっても素敵な挿絵の絵本です☆彡