- ユリ シュルヴィッツ, Uri Shulevitz, さくま ゆみこ
- ゆき
だんだんと寒くなってきました。
日が差していないと、本当に寒いですね!
雪が降ってきそうな空は、あつ~い灰色の雲がかかり、ど~んと暗くなってきます。
そんな様子を挿絵が物語り、お話は簡潔で分かりやすく、娘たちも、おもしろく読める
寒い雪の降りそうな街の情景描いた絵本を見つけました。
くすっと笑ってしまうような語りがありました。
「ゆきは ふらないでしょう」ラジオが いいました。
「ゆきは ふらないでしょう」テレビも いいました。
けれども ゆきは、ラジオを ききません。
それに ゆきは、テレビも みません。
そう、雪が、天気予報と違って、ちらちら降ってくるのです(*^ー^)ノ
天気予報って、はずれることがあるよね!
そんなことも、絵本でおもしろおかしくお話にしてしまうところが、
さすが、ユリ・シュルヴィッツさんの傑作絵本です♪
天気予報とは、うらはらに降り積もった『ゆき』は、街中の屋根を真っ白にして
しろい ぼうしを かぶっているようです。
最後のシーンは、真っ白に輝く素敵な光景です!
「わーい、ゆきだよ!」