- クリステル デモワノー, Christel Desmoinaux, 中島 さおり
- ハロウィーンってなぁに?
あっちこっちで見かけるようになった かぼちゃのおばけ!
今日は、そんなハロウィーンのことについて教えてくれる絵本の紹介です。
ハロウィーンの時期になると、本格的に秋が
始まったような気分にさせられますね。
ハロウィーンという言葉は、キリスト教の聖人に祈りを捧げる
「万聖節」の前夜祭を指します。
この万聖節のもととなったのは、古代ケルト人が秋に行った収穫感謝祭
だと言われています。
古代ケルト民族にとって、10月31日は1年の終わり、つまり大晦日にあたる日。
この夜には死者の霊がこの世に舞い戻ると信じられていました。
作物を荒らす悪霊を追い払うために行ったお祭りが、やがてキリスト教に
取り入れられ、ハロウィーンになったのだそうです。
ハロウィーンのシンボルと言えば、カボチャにロウソクを入れて作る、
ジャック・オ・ランタン。これはアイルランドの民話に登場する、
悪魔を罠にかけたジャックという男が手にしていたカブの提灯が
もとになったという説が有名です。
アメリカではカブよりカボチャが手に入りやすいため、オレンジ色で
どこかユーモラスなジャック・オ・ランタンが誕生したという。
ハロウィーンは、子供から大人まで楽しめるお祭りです。
魔女や妖精、海賊など、思いおもいに仮装した子供たちは家々をめぐり
「Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらするぞ!)」と言いながら、
キャンディなどのお菓子をもらいます。
友達や仲間同士で集まり、パーティーで盛り上がります。
この絵本の作家さんは、フランスをはじめとして、世界中のこどもやママに大人気!
とても挿絵が可愛らしく、色鮮やかで素敵な絵本でした。
そして、かぼちゃのタルトの作り方なんかも載っていて、
子どもと楽しめる内容でしたよ♪