マーガレット・ブロイ グレアム, Margaret Bloy Graham, わたなべ てつた
ベンジーとおうむのティリー

『どろんこハリー』で有名なマーガレット・ブロイ グレアムの最新刊。


グレアムさんは、犬がとっても大好きだったのですね^^

捨て犬を拾い、犬が欲しかったので、お母さんにお願いして

飼った犬がブラウニーという名の犬だったそうです。


この絵本のベンジーという茶色の犬は、ブラウニーを

思い出して描いているそうです。


ベンジーは、おうむのティリーが遊びにやってくると

家族のみんなが、ティリーをちやほやして

ベンジーのことを、ぜんぜん かまってくれなくなるので

ティリーに、やきもちをやいていました。


ベンジーは、あることを思いついて、とりかごごと

もって外に出ます。そして、誤ってティリーを逃がしてしまいました。


みんなが、ティリーがいないことに気が付いて

探し回ります。


探しても探しても見つからなくて、

次の日、ベンジーが、うるさく「わん、わん!」と

ほえます。子供たちが、どうしたのかと

ベンジーの後をついて行くと・・・


お話の中で、犬がたくさん集まってきたり、

消防車がかけつけたりするハプニングもあり、

話の最後まで目が離せない内容でおもしろい絵本でした。


ベンジーのやきもちや、すまなそうにしたところや

得意そうな顔したりと、とても表情も楽しくて

犬を飼ってみたくなりました。


挿絵がカラーで、とても可愛らしい絵本です。