- やなせ たかし
- やさしいライオン
この絵本の作家さんは、アンパンマンで有名な やなせ たかし さん。
そんなことは、後から気が付いたんですけど。。。
お話は、涙が止まらない内容なんです。
野外動物園に、みなしごのライオンがいました。
名前はブルブル。
そして、この小さなライオン ブルブルのために、
犬のムクムクが、母親代わりをすることになりました。
ムクムクは、ブルブルに子守唄を歌ってくれました。
そして、ブルブルは優しい立派な大人のライオンとなり、
他の動物園に移されることになりました。
その後、ブルブルは、サーカスに入り、人気者となりました。
ブルブルは、いつも育ててくれた母親のムクムクのことを
忘れた日はありませんでした。
ある日、ブルブルは、「おかあさんだ!」といって
サーカスを飛び出してしまいます。
家の壁を突き破って、走りぬけました。
街中のみんなが、驚き慌てました。
ブルブルは、おかあさんを見つけて
抱きしめました。おかあさんは、歳をとり、弱々しくなっていて
「おかあさん!こんどこそ 離れないで 一緒に 暮らそうね。」
・・・・・・、そこへ警官隊がやって来て!!
最後は、悲しくて涙が止まらなくなってしまいます。
お話の終わりに、ムクムクが、ブルブルに歌ってくれた
子守唄の楽譜が付いていて、口ずさんでいたら
また話を思い出してしまい胸がいっぱいになってしまいました。
アンパンマンのような正義の味方のお話とはまた
違って、同じ作家さんの絵本とは知らず、
後から驚きましたヽ(*'0'*)ツ