真木 文絵, 石倉 ヒロユキ
ポットくんのおしり

可愛らしいタイトルと表紙に惹かれて、

読んでみました。


うちの上の娘、「ポット」と言えず、「トッポ」になってしまいます(笑)


ポットくん、自分のおしりの穴が、とても気になります。

「おしりがスースーする。どうして ぼくのおしりに あながあるんだろう?」


ポットくんは、ジョウロさんや、ミミズくん、シャベルのおじいさんたちに

相談してみます。


そのとき、 しくしく誰かの泣く声が聞こえました。

泣いていたのは みどりいろの あたまが ちょこんとのぞいた

ヒヤシンスちゃんでした。


ヒヤシンスちゃんは、ポットくんのなかに うえてあげることにしました。

みんな集まって協力し合い、ヒヤシンスちゃんが、大きくなるために

ポットくんのなかに、ぴったんこいし、ごろごろつち、ふわふわのつちを

順番に入れて、ヒヤシンスちゃんは ふかふかベッドで

やっと にこにこ ひとあんしん。


もう ポットくんのおしりは スースーしません。

ひあたりの いいばしょで

ヒヤシンスちゃんの 花が咲くのを

たのしみにしています。


福音館書店のかがくのえほん。とてもためになりました。

うちの上の娘は、お花の水遣りが大好きで、こんな絵本があって大喜び^^

お花の育て方が、よく分かるし、ポットくんのおしりの穴は

私も幼い頃、不思議に思っていたことが^^

その秘密も楽しく絵で、楽しいお話もあって、おもしろい!


子どもの疑問に答えてくれる1冊です。