「ニーナはおちびさん」 さんに似たお話の絵本、



ウーリー オルレブ, Uri Orlev, Jacky Gleich, もたい なつう, ジャッキー グライヒ
ちいさいおおきな女の子

おとうさんや おかあさんは 見上げるほど

背が高くて、おおきな はさみや

ドアのかぎを あけることができます。


ほんとに 自分が小さい時、

ドアに手が届かなくて

困ったことがありました^^


でも おばさんに 

「まあ なんて おおきくなったの?」と

言われるとダニエラは

むっとします。


ある日、ダニエラはおおきくなっていました。

そして、パパとママは小さくなっていました。


ダニエラは おとうさんとおかあさんの

お世話をします。


洗面所に連れて行って

歯を磨いたり、


ようふくだんすのところに連れて行って

ふくをえらんであげたり、


食卓につかせて

食べさせてあげたり、


おとうさんとおかあさんは朝の支度をして

出かけてしまいます。


ダニエラは 幼稚園を休んで

うちにひとりぼっちになります。


「しい~ん」としていて

心細くなってしまったダニエラは


「おかあさ~ん、おかあさ~ん」と

叫ぶと 大きな声に 驚いて 目が覚めます。


自分がもとに戻っていると確認すると

ホッとしてまた 眠りました。


小さい頃は 大人に憧れて

早く大人になりたいと思ったものです。

そんな懐かしい頃を思い出させてくれる絵本でした。