猫まる日記に来てくださってありがとうございます
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拙いブログですが
よろしくお願いします
失語症で軽い右片麻痺もあります
〈↓レビュー文から引用させて頂きました〉
社会系ルポライターによる高次脳機能障害の当事者研究というべき本だった
脳梗塞から高次脳機能障害になり、記憶や言語、感情面に大きな変化が起きたそうで、それによってライターとしてこれまで出来ていた事が思うように出来なくなったようです。
また本の中では、リハビリの中、奥様との会話で奥様自身の困り感や、これまでの取材してきた知的・発達的な障害のある女性たちのことを自分を通して改めて理解し直した過程が綴られていました。
特別支援教育や神経心理学、高次脳機能障害に関心のある学部生に、最初の一冊としてすすめたいです。
私にも読み取りやすい本でした。
私の不自由さとの共通点や違いを考えながら読みました。
読んですぐに自分の病識がはっきり自覚できるところまではいかない自分でした。
「奥様の困り感」の記述に一番気持ちが持っていかれました。私は20年以上子どもの発達障害と向き合ってきたので、発達障害の「困り感」って本人に言わせればそうなのかーと、そうなんだねーと子どもの心の底(うまく表現できない部分)を知るヒントをもらえた!と嬉しくなったことを覚えています。
子どもの介助者としてずっと、何ができるかなぁ、子どもの幸せってなんだんだろうーと考え、試行錯誤しながら生きてきました。今はいろんな情報にアクセスしやすい時代になりましたが、それでも本人(子どもたち)から聞き取ることは難しいので、この本との出会いは大きかったです。
私の子どもは3人です。
うち2人は障害がありもう1人は生まれつきの持病があって、それにより生きづらさを抱えています。
自分(私)もうまくいかない「困り感」を持つようになって初めて、子どもに近づけた気がしました。
そんなことを感じるのは私だけでしょうか…。
著者の鈴木大介さんには、私にとってわかりづらい、というか表現するのが難しいもやもやしたものを文字にして発表してくださったこと、とても感謝しています。
最後まで読んでくださって
ありがとうございます