不安ってものは
掻き消そうとしたって
その時は消えたように思ったって
結局は
サビのようにゴッペリと
へばり付いていて
メンテナンスしても
一時的には綺麗さっぱりピカピカになったように
スッキリするけど
ふとした瞬間にまた出てくる
意識して
いらない気持ちを払っても
無意識は意識するのと違って
ふわっと感覚で蘇ってくる
考えないようにはしている
でも
気づくとふと無意識のうちに考えてしまってて
”考えちゃってる…”ってことに気づいて
それの繰り返し
愚痴っぽくて
弱い気持ち出してしまって
ごめんなさい。
でも、ここしか本音吐くとこないので
こうして今
家族揃って暮らせているだけ
悩むこともできるだけ
幸せなことなんだろうな
なんて贅沢なことなんだろうか。
今日はとっても
自分を殴りつけたい気持ち。
今になって、
ここへ来て
生存率、とか
再発率、とか
率の事が気になってしまう。
率なんて、ただのデータであって
関係ない。
考えるのやめな←何度も自分に突っ込んでる。
でも、
本当に今になって……ですね。
気になってしまう…
一番大変な治療の時は
頭の片隅にあったのかもしれないけど
そんなことに浸って考える余裕すらなく
当たり前のように
治療計画を提示されたし
だから
あまり考えたことなかった。
でも、
再発したあたりから
やっぱり
完治を目指すって難しい病気なのか…
って思い始めて
でも、また
治療に追われ
そんなこと考える余裕もなく。
寛解を維持し続けていると
このまま大丈夫かも、っていう
心強い気持ちも芽生え
不安も薄れていくようだった。
だけど、
今回、
スプリセルを辞めた
って事が
自分の意識で考えていたよりも
意外にも大きな出来事だったようで…
色々調べては、
ホッとするような
そして
次の瞬間にはまた
ズドンと不安が来たり。
息子の場合は
染色体異常があるタイプの白血病で。
”予後不良”群だと。
今になり
発病当時の主治医の告知時の話が
頭に蘇る。
長期生存率○○%
生前率○○%
と色々、率を示すものはあるけれど
完治率○○%っていうデータって
見た事ない。
そこが知りたい。
知ったからなんなのか？
どうなるかなんて、
先なんて見えないし
言ってみれば
健康に生きていたって
いつ何があるかなんてわからないし
追求する意味なんてないんだよな…
とわかってるんだけど。
少しでも
安心が欲しく
望みが欲しく
絶対大丈夫の
絶対が欲しくてたまらない
そんな、今、です
息子が今日も
笑ってここにいてくれるので
とりあえず考えるのはやめて
自分の興味に関心を向けようと
集中しようと思います。
たまに、丁寧なティータイム。