苦しい日々をひたすら耐え抜いて
ひたすら努力して
どんな苦しい状況でも
自分のカラダとココロに鞭打って
文句も言わずに笑顔で前向きに 生きる人が素晴らしく美しい っていう
そうゆうものから
逃げ出したくて仕方がない今日この頃です。


とてつもなく
自分が
息子が
弱いんだと感じる
今。

息子が
退院したくない、と
ずっと病気でいい
ずっと病院でいい
と言っていた気持ちが
今、わかる。

初発入院退院後の
元の生活に戻るっていう大変さを
息子はもうあの時
全身で全細胞で感じていたの。
わたしには、到底細胞レベルで感じとってやることなんかできていなかったんだ。


あんな大変な治療に耐えてさ
先が見えない辛い日々をなんとか越えてさ
今やっと
願ってた生活を取り戻せたと喜んだ
その生活に
また今苦しめられて

もうさ

もういいじゃん

頼むから
楽に生きさせてあげてよ
と思ってしまう、
今日、いま。


38歳のいい歳した大人が

本気で

学校に行く意味や
生きるとは何か
人生について
考えてます(^^;



ネガティヴ思考が無限ループ
な今日、いま。







息子が登校2日目で
教室に入ったとき

うわ、これって奇跡じゃん
って思って胸がしめつけられた

嬉しいとか
そんな感情だけではなくて

その瞬間に
再発がわかった時の事から
再入院で治療がスタートした時のこと
一時退院の時のこと
移植前処置のこと
移植のときのこと
無菌室生活
その後退院までの一番精神的に参って
本当に先が見えなくてずっと怖かった日々のこと
そんな日々の記憶が
ものすごい鮮明に蘇ってきて

制服を着たそんな姿で
みんなと学校にいる
そんな現実が
本当に奇跡に思えて
溢れ出てくる涙を押さえられなかった

ここからまた始まるんだ、と思った

息子の人生
ここからまた再スタートだ

ちょっとつまずいて
順調にいけないと

ドーンとまた暗い影ができてしまう


考えても仕方ないよね。

今すぐ学校に馴染めなくて当然だよね。

少し前には想像もできなかった世界が
今ここに現実としてあるのに
それで満足できないのかな、私は
欲張りすぎてるよね

すぐに結果を求めてしまう
このクセ直さないとな。

誰一人として
知ってくれなくても
理解してもらえなくても
それでいいよね

だって
息子の人生がどんな人生になろうと
それは息子の人生であって
誰も代わりにはなれないし
誰のものでもないんだもの


ただただ私は
そんな息子の姿を
側で優しく見守っていたいです
私のくだらない思考で
息子の人生の邪魔をしたくないです

だけど
そこが一番難しいです