前途洋々 -4ページ目

前途洋々

H13.7に乳ガンになり、ともかく悲観的にならないで、
少しずつ苦難を乗り越え、支えてくれる家族に感謝をしながら、これからも元気で過ごしたいのと、いずれ私の体験談を聞いたりすることで、今現在病気で苦しんでいる方の
少しでもお役にたちたいと思ってます。

2月29日、2年半検診を受けてきた。久しぶりに病院に行くと自分が病気であるという現実をあらためて思い知らされる。たくさんの人が病気と戦っている。私の行っている病院は乳腺外科と形成外科が向かい合わせにあって、その間の通りを救急の患者さんがストレッチャーに乗って、何人もの医者や看護師が慌ただしく通って行く。私は思わず目をそらす。死の恐怖に胸が震える。
いつものように血液検査と造営剤を入れたCTの検査。ひたすら大丈夫であることを祈る。いよいよ主治医の診察。「検査の結果、問題ありませんでしたよ。」そして、しみじみと「ようやく2年半過ぎましたね。」と言われた。あまり、感情を口に出さない先生から言われると、こうやって元気に過ごさせていただけるのも先生のおかげとあらためて感謝した。形成の検査は1年ぶり。「大きさも問題ないですね。」と言われる。横には研修生が見ている。本当の事を言うと、術側の胸は硬く、シャワーがあたると たまに痛い。それもけっこうな痛さだ。でも私は先生には言えなかった。命があるだけでも有難いから。形成の先生からはピンクリボンの事を聞かれ、さらに上を目指すのかと聞かれたので、人の役に立ちたいけど、なかなか機会がないので、今のところは考えてないと答えた。ピンクリボンアドバイザーの資格も せっかく取れたのだから人の役に立つような情報なり活躍出来る場所を知らせてくれると もっと受験者も増えるだろうと思う。
ともかく、2年半、無事に通過したご褒美、子供達とカラオケ🎤😆🎵に行くぞー⤴