実家に里帰りして一ヶ月


妊娠9か月目に突入しました★

 


 

 

季節も冬を迎え、お腹を冷やさない様にと

 

腹巻や腹帯をグルグル巻いて沢山着込んだおかかは


雪だるまのようでした

 

 

 


 

 

 

もう、誰がどう見ても妊婦さんだとわかるくらいに、大きくなったお腹を抱えて

 

おかかは毎日、とにかく何もかも量が多い実家の家事を、やりまくり


夕方には、弟のしーくんをベビーカーに乗せて、近所の公園に遊びに行く・・・


という生活をしていたので、一日たりとも動かなかった日は無く

 


自分なりに、とてもとても健康的な生活が出来ている!と、思っていました

 

 

 

 


 

 

ベビーカーを押して坂道を上っていると


度々、ギュイーーーンとお腹が痛くなり

 

 


お腹が、カチカチに固くなりました

 

 


―――これが俗にいう〝お腹が張る〟という状態なのですが


こうなると、一旦立ち止まり


ふぅふぅと深呼吸して、張りが収まるまで待ちます

 

 

 

 


 

 

お腹が元に戻ったら、再び歩き始めます

 


妊娠9ヶ月目に入ってから、お腹が張る頻度が増えたので


普通なら15分くらいの道のりを、30分かけて歩いていました

 


ベビーカーでお散歩するのが大好きなしーくんは、ご機嫌でした

 

 

 

 


 

 

 

おかかは思いました

 

 

 


 

 

名古屋の産婦人科では、赤ペンでダメ妊婦の烙印を押されていたおかかですが

 

 

 


 

 

 

里帰り出産のため通い始めた産院では

 

褒められるかもしれない・・・・と、ほくそ笑んでいたのです

 

 

 

 


しかししかし!


いざ、妊婦検診に行くと・・・

 

 

 

 


 

 

 

順調に太っていました

 

 

 

なーーーーーーーぜーーーーー!!!

 


毎日毎日、何時間も、へとへとになるまで家事をやって

 

夕方はしーくんといっぱい歩いているのに・・・

 

 

どうしておかかは、こんなに太ってしまうのでしょうか?

 

 


 

 

また、この産院でも、ダメ妊婦の烙印を押されてしまう・・・


先生と、助産師さん、怒るかなあぁぁぁ・・・・

 

 


と、ビビり散らかしていたおかかでしたが


ドラキュラにそっくりの医院長先生は

 

 

 

 

有難い事に、体重の事なんて気にしていないみたいで

 

 

 

 

 

と、仰ったので
 

おかかも

 

赤ちゃんが元気なら、まぁ、いいかぁ♪

 

と、謎に増え続ける体重について、深刻に考えない様にしました

 

 

 


――――しかししかし!そんなある日

 


 

 

お風呂あがりに体を拭いているおかかに、弟のセイヤが、言いました

 

 


 

 

おかかは、セイヤが何の事を言っているのか、分かりませんでした

 


セイヤは「これだよ!」と言って、下からおかかのお腹を指さすのですが

 

 

 


 

 

おかかは、自分のお腹のおへそから下が、全く見えませんでした

 

 

 


 

 

 

 

 

と、訳の分からない事を言うセイヤに

 


 

 

と、首をかしげるおかか

 


しかしあまりにもセイヤが「痛そう、かわいそう!」と言うので

 

手鏡を取ってくるように、お願いしました

 

 


そして、セイヤから手鏡を受け取り

 

 

 

しばらくぶりに見た、自分のお腹の、下半分に・・・

 

おかかは・・・

 

 

 

 

と、叫びました

 


鏡に映ったのは、赤い、ビリビリとした線でした

 

 

 

 


 

 

 

 

赤い線は、脚の付け根の方からおへそに向かって


10本ほどありました

 

 

 


 

 

―――日々、たまごクラブを熟読していたおかかは

 

これが、妊娠線だと、直ぐに解りました・・・

 

 


しかし!
 

 

まさか自分に妊娠線が出るだなんて、思ってもいなかったのです!

 


 

 

――――遡る事、6ヶ月前

 


 

 

妊娠初期におかかは、マーシーとたまごクラブを一緒に見ながら、このような会話を交わしていました

 

 

 

 

 

 

 

 



〝オカンは五人産んだのに、妊娠線が無い!〟という事実は

 

おかかとは全く関係がない事なのに

 


この時のおかかは、何故か・・・


「オカンが大丈夫だったなら、おかかも大丈夫だ!」と、思い込んでおり

 

 


出もしない妊娠線を予防する為に、お高いクリームを買うのは、もったいないなぁ・・・・と、思い

 

妊娠線の予防を何もしないまま、妊娠後期を迎えたのです・・・

 

 


 

 

 

―――――そしてその結果が、コレです!

 

 

 

 

 

 

 

――――妊娠線は、それから続々と増えていき・・・

 


脚の付け根から、おへそに向かって、バラバラと出ていた妊娠線が

 


どんどん、上の方へ進出!

 

遂には、おへその上までやって来て、普通に上から見える様になりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


慌てて購入した予防クリームも、既に手遅れで


日々、続々と増えていく妊娠線の勢いに、全く歯止めが効きませんでした

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

妊娠線は、出たらお終い

 


一生、消える事は、ありません

 

 








 

 

 

 

おかかはこの時、19歳の誕生日を迎えたばかりでした
 

 

おかかは19歳にして、もう二度と、お腹を出すようなファッションが出来ない事が決定したのです

 

 


これは、とてもとてもショックな事でした・・・


と、言うのも

 

おかかは〝貧乳と下半身デブ〟という、コンプレックスを持った体型をしていたのですが


ウエストだけは唯一、人から褒められる部分でした

 

 

 

 


 

 

 

 

しかしこの、妊娠線大発生のせいで

 

唯一のお腹まで、隠して生きて行かなければいけない事が決まり・・・

 


妊娠初期からクリームを塗って妊娠線の予防しなかった自分に

 

 

猛烈に後悔しました

 

 

 

 

 

今となっては、もう

 

妊娠線の増殖を防ぐ手立てはありません

 

 

 

ドラキュラ先生は、検診の度に増えている、おかかの妊娠線を見て・・・

 

 

 


 

 

と言って、笑ってくれました

 

おそらく、明るく話題にすることで先生は

 

「大した事じゃないよ」と、励ましてくれているのだと、思いましたが

 


でも、毎回どう答えていいのか分からず、ヘラヘラ笑うおかかでした
 

 

 

 

 

 

 

―――そして予定日が迫った、クリスマスイブに

 

名古屋からやってきたマーシーは・・・・

 


 

 

 

変わり果てた、おかかのお腹を見て

 

 

 

 


 

 

 

と、言いました

 

 


 

 

と、言いました
 

 

 

 

妊娠線は、予防が大事!

 

 

皆様、おかかみたいにならないように、是非!
 

お腹の皮膚が避ける程、体重を増やし過ぎない事と


妊娠初期からの、妊娠線の予防を

 

強く強く、お勧めいたします!

 

 

 

 

 

 

 

●ぼちぼちおかかの日本一出来損ないのおっぱい●

 

🌟第35話🌟

 

妊娠線が、止まりません(´;ω;`)ウゥゥ

 

おわり♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画バージョンも是非♡

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