生まれ持ったなのか性質なのか

 

はたまた、破天荒なオカンに育てられた影響なのか?

 

 


おかかは、物事の決断をする時に

 

〝相手が喜ぶ方を選択する〟というクセがあります

 


おかかが物心ついた頃から、オカンはとても破天荒で

 

突飛な性格と突飛な行動で、周囲の人たちを驚かせ、また反感を買い

 

だけどもそれと同時に、人をひきつける、不思議な魅力のある人でした

 

 

 


 

 

そんなオカンが、突飛な言動や、行動をするた度に

 

離婚や再婚を繰り返す度に

 

周囲の人を混乱に陥れ、憤慨させる、という場面を幾度となく見て来ました

 

 

 

 


 

 

物心ついた頃から、大人なのにいつも大人に怒られているオカンを見て育ったおかかは


オカンを守りたいとも思ったし、同時に自分は、大人が喜ぶ言動、行動をしたい!と思うようになっていました。

 

 


 

 

―――おまけに二人目のパパは、些細なことで激高し、暴力やペナルティーを課す人だったので

 


絶対にパパの地雷を踏まない様に、パパの顔色を見て、自分を守れる言動や行動を選択しなければいけない・・・・という10年間がありました

 

 

その10年間は、おかかが5歳の時に始まり、15歳で終わりを迎えたのですが・・・

 


おかかの基本的な人格形成の時期に、覆いかぶさっているのは、間違いありません

 

 

 

 

 


オカンを反面教師にして、自分は大人を喜ばせるイイ子ちゃんで居たいと思っていた事と


パパが望む通りのイイ子ちゃんでいないといけなかった、暗黒の10年間で

 

おかかにはすっかり〝自分の感情は後回しにして、相手が喜ぶ方を最優先にする〟というクセが定着していました

 

 


その場の空気を崩すのが怖い、とか

 

相手の喜ぶ顔を見ると、ホッとする・・・という理由で


その後に自分に降りかかって来る、面倒事や後悔を、想像する時間を一切与えないように


その場で即答する!という行いのせいで、後で大変苦労し幾度となく自分の癖を呪ってきました・・・・

 

 

 


 

 

 

そんなおかかが今回、また秒で決断した、マーシーのご両親との同居・・・

 

 

 

 

おかかの登場に、全然歓迎ムードではなかったマーシーのご両親が、提案してきた同居話なので・・・

 


これは断るなんてあり得ない!

 

この提案を受け入れる事が、今のおかかにできる唯一の事だ!

 

と、思ったのです・・・

 


マーシーと「あそこもいいねぇ♪」なんて言いながら、物件を探してドライブをしていた幸せな日々は、幻になり

 

 

↓↓↓

 


 

 

出産が終わったら、同居生活が始まる・・・

 

という恐怖のカウントダウンが始まってしまいました

 

 

楽しみな事しかない♪と、思っていた今後の人生が

 

一瞬にして、不安でしかない今後の人生・・・へと、変わってしまいました

 

 

 

 


 

 

 

―――その一つの理由として

 

おかかは、物心ついた頃から、オカンと、オカンの実母の〝ちゃーちゃん〟に

 


 

 

と、強く言われ続けていたからです
 

 

ちゃーちゃんは、じいちゃんの家に嫁ぎ

 

お姑さんをはじめ親戚一同から、壮絶ないじめに合った!と

 

事あるごとに、おかかに語っていました・・・

 


オカンは、一度目の離婚の最大の原因は、同居生活にあり

 

一人目のパパに「同居を解消して、違う所に、夫婦と子供たちだけで暮らしたい!」と懇願したものの


パパが同意しなかった事が、離婚につながった!と、言い張っていました

 


そんな二人の「絶対に同居だけはしちゃダメだ!」を、聞き続けて、おかかは生きて来たのに・・・

 


おかかはそんな事を思い出す余裕もなく

 

同居の提案に、いつもの癖を発動させ、秒で同意の回答をしてしまったのです・・・

 

 


―――なので、同居の決定をオカンに伝えると

 

話は直ぐに、ちゃーちゃんに伝わり・・・・

 

 



 

 

・・・・と、口を揃えて言っていました

 


ちゃーちゃんに至っては

 


 

 

・・・と、泣かれてしまいました

 

 


おかかも「やっぱりやめまーす!」と言いたい気持ちは山々でしたが

 

マーシーと結婚するという事は、おかかは、オカンやちゃーちゃんとは遠く離れた名古屋で暮らしていくという事なので


こちらでの居場所は、自分で作って行くしか無いのです・・・

 


「きっと大丈夫!やれるだけやってみる!」
 

 

と、おかかは二人に宣言し「もう決まった事だから」と、笑って言いました

 

 

 


 

 

 

―――しかししかし!

 

そんなおかかが、相手の希望や、どう答えたら喜ぶか?と、一切考えずに

 

 



 

と、断言した出来事があります

 

 

 


そのお話も、マーシーにかかってきた

 

マーシーのご両親からの電話が、始まりでした・・・

 

 

 

 


 

 

 

マーシーは、電話に出てしばらく話した後

 

 

 

 

 

 

 

と言って電話を切り

 

おかかの元にやって来て、言いました

 

 

 

 

 


 

 

 

その言葉を聞いた瞬間、おかかは

 

 

 

 

 

 

大慌てで答えました

 

 

 

 

 

 


 

 

 

その、おかかの叫びに

 

 

 

 

 

マーシーは驚いた後に、安堵の表情を見せ

 

 

 

 


 

 

 

と言いました

 

 

おかかは

 

 

 

 

 


 

 

と、拍子抜けしました

 

 

 

思わず全力で本音の「やりたくない!」を言ってしまいましたが・・・

 

マーシーはおかかから見たらパリピなので〝結婚式をやりたい方の人〟だと思っていたのですが・・・

 


どうやら違ったみたいです

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

マーシーが

 

 

 

 

 

 

 

 

と、少し心配そうに聞いてきましたが

 

おかかはまた、即答しました!

 

 

 

 


するとマーシーは、また安心したように

 

 

 

 

 

 

と言って笑いました

 

 


―――こうやって、マーシーの両親から結婚式の話を振られて初めて

 

 

おかかは

 

 

そうか!結婚するってなったら、普通は結婚式の話になるのか!と、気づきました

 

 

 

 


 

 

 

おかかは今の今まで〝結婚式〟というワードが、一度も頭に浮かんでいなかったのです

 


それほどにおかかは、結婚式に興味が無く

 

ドレスにも、花嫁にも、夢を持っていなかったのです・・・

 

 

 

 

そして同じ様にマーシーも、結婚式に興味がないみたいなので、おかかは心の底から安心しました

 

 

 


 

 

 

と、おかかが呟くと

 

 

 

 

 


 

 

と、呆れた様な顔をして言いました

 


 

 

 

 

 

―――それを聞いておかかは、激しく同意しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マーシーの両親が、可愛い息子の結婚式を望んでいたのか、いなかったのかは

 

分かりませんが

 

 

 

 

 

 

そんなことを考える余裕も無いほど

 

〝結婚式〟というワードが出た瞬間、おかかは全身全霊で「絶対に嫌だ!」と、叫んでいました

 

 

 


それほどにおかかは〝大勢の人に祝われる場所に立つこと、そしてその主役になる事〟に、嫌悪感と拒否感を持っていたのです

 

 

 


・・・・なぜ、そんな気持ちなのか?

 

説明しろと言われても、できません

 

 

 

 

ただ、結婚式に対する考え方や気持ちは、人それぞれで


おかかはたまたま、全く興味がなく

 

何故か強烈な嫌悪感を抱いていて

 


たまたまマーシーも〝結婚式したくない派〟の人だったので

 


お互いに、ラッキー!良かった良かった!という、Happyなお話になりました

 

 

 

 

 











 

 

 

と、おかかが言うと

 

 

 


 

 

 

と、マーシーが答えたので

 

 


チャラいマーシーとの結婚生活は予測不能だけど・・・

 

やっぱりマーシーのとなりは心地いい!と思う、おかかでした☆

 

 

 

 


 

 

 

 

―――――最後に、おかかの結婚式に対するイメージや考え方は、おかかの偏見でしかなく

 

誰かに理解されたいものではありません


おそらくおかかは育った環境から〝心が安らぐ幸せな家庭〟というものに人一倍、憧れており
 

結婚式や指輪は、おかかにとって全く重要ではなく

 

それよりも幸せな日常が、欲しくてほしくてたまらなかったのです

 

 


そこに、〝恥ずかしがり屋と緊張しい〟

 

そしてのちに知った〝HSP〟という性質が関係し

 

結婚式という女の子の憧れとされているセレモニーが
 

 

ゾッとすると思えるほどの、バッドイベントとして

 

おかかの中に形成されてしまったのだと思います

 


実際に、他の人が主役の結婚式は大好きだし!

 

誰よりも感動して大泣きしているので

 

結婚式事態は、とても良いものだと思います☆


ただ、自分が〝祝われる側・主役〟になるのだけは、絶対に嫌だ!

 

・・・・・ということですので

 

 

 


こうゆうやつもいるんだなーぐらいに、思っていただけると幸いです☆

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

●ぼちぼちおかかの日本一出来損ないのおっぱい●

 

🌟第29話🌟

 

結婚式なんて、絶対にやりたくない!

 

おわり♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画バージョンも是非♡

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