と、おかかが聞いて

 


 

 

 

 

と、マーシーが答えて決まった、おかかとマーシーの結婚ですが・・・・

 

 

二人で勝手に決めて、勝手に暮らしていた同棲生活とは違い
 

結婚となると、二人の間だけで進めていい話では、なくなります

 

 

 

 

 

 

二回目の産婦人科受診で、赤ちゃんの姿が確認できた日の夜

 

 


 

 

 

おかかとマーシーは、それぞれの親に、報告をすることになりました

 

 

 

 

 

結婚の報告と言うより、赤ちゃんが出来たから結婚します!という報告なので

 

およそ、一般的な家庭から想像すると・・・

 

マーシーは、おかかの父親に、順番がちがあああああう!とか、怒鳴られる感じかと思われますが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

おかかの家族は、違います!

 

 


おかかの母親〝オカン〟は

 

2度の離婚を経験した後、4人の子供を抱えたまま、16歳年下の男の子と再婚

 

5人目の子供を授かり、今も絶賛育児中!

 

 

 

 

 

おかかの父親〝タッチャン〟は

 

ハタチでオカンと結婚し、おかかを含む5人兄弟の父親に!おかかとは歳が四つしか離れておらず、おかかから見たら、パパと言うより完全にお兄ちゃん状態!

 


 

おまけに、マーシーとタッチャンは同い年!という・・・・

 

 

 

 

およそ一般的な家庭とはかけ離れた、おかかの両親への妊娠&結婚報告は

 

やはり、一般的な家庭とはかけ離れており

 


おかかの予想通り

 

お気に入りのマーシーとの結婚に、喜び大爆発のオカンと

 

 

 

 

 


どう振舞って良いのかわからず、とりあえず、照れながら祝福してくれるタッチャン

 

 

 

 

 


 

 

・・・・・といった感じでした

 

 

 

これはマーシーにとって、かなりイージーな『相手の両親への、挨拶』だったでしょうから

 

おかかの家族がこんな感じで、マーシーはラッキーだったと思います

 

 

 

 


・・・ただ、オカンと話しているマーシーが、何度も、何度も

 

 

 

 


と、繰り返しているので

 

 

マーシーが電話を切った後に

 

一体、オカンに何を言われていたのか?と、尋ねると

 

 

 

 

 

 






 

 

と、答えました

 

 


・・・幼い頃から、オカンの悲惨な結婚生活と、オカンのトンデモ思考&行動を、一番近くで見て、一番被害を受けてきた、おかかから言わせてもらいますと・・・

 

 

 

 

 


 

 

と、ズッコケたくなりましたが・・・

 

 


きっとオカンなりに、おかかの事を心配してくれてるんだ!と、思う事にしました


 

 

 

―――そして続きまして、マーシーの両親への報告です

 


 

 

マーシーがご両親に電話をかけ、これまでの経緯を説明し





 

 

と言って、おかかに電話を替わることなく、終了

 


おかかは恐る恐る

 

 

 

「ど・・・どうだった?」

 

と、マーシーに聞くと

 


 

 

 

 

と、言うので、おかかは

 

 

 

 


と、思い・・・

 

後日行われるであろうご対面の日が、恐ろしくて震えました

 

 

 

 

 


すると、マーシーが

 

 

 

 


 

 

と、言って、笑いました


 

しかし、そこでおかかがビックリしたのは、マーシーの両親が出来ちゃった結婚だった、という事よりも・・・

 

 

 

 

 

 

という事でした・・・

 

 

 

 

 

 

 


 

と、言うマーシーに

 

おかかは、思わず吹き出してしまいました

 

 

 

 

 

 

・・・こんな感じで、結婚するという話になって初めて

 

マーシーにお姉ちゃん二人と、弟が一人いる事や

 

実家がすぐ近くにある事を知りました

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

――――そんな状態で、迎えた、マーシーの両親との初対面の日

 


おかかは相変わらずチチが痛く、そして物凄く緊張していました

 

 

 

 

一般的な家庭から、かけ離れた環境で育ったおかかにとって

 

おそらく一般的な家庭であろう、マーシーの両親との対面は

 

未知との遭遇、そのものでした
 

 

マーシーのお姉ちゃん家族も集合した食事の席に呼ばれ

 

 


 

 

あまりに緊張しすぎて、何一つ、気の利いた挨拶もできないおかかでしたが


マーシーのお母さんに

 

 



 

と、聞かれて

 

 

 

と、答えると
 

 

 

 

 

と、言われたきり、それ以上会話は続かず・・・・

 

 


続いて、マーシーのお父さんに

 


 

 

と、挨拶したら・・・

 

 

 


 

 

 

と、言われたきり、それ以上、会話は続かず・・・・

 

 


そしてマーシーも、気の利いた会話を続けることなく、そこに居た甥っ子たちと遊び始めました

 

出された食事の味も全く解らず、ただ失礼のないように、残さず口に放り込み続けました

 

 


 

 

そんな感じで終わった、マーシーのご両親との初めての挨拶でしたが・・・

 

 


おかかの印象としては・・・

 


 

 

 

でした!

 

 

 

 


 

 

・・・と、想像し、落ち込みました

 

 

 

 

 


 

 

・・・しかし、ご両親に歓迎されなくても


ぶっちゃけ、まーしーとの生活に支障は無いし

 


まぁ、年に何回か会うような関係だから、その時はちゃんと、気の利いた事が言える様に頑張ればいいか・・・・

 


と、思い直し

 


おかかとマーシーは、これからの生活に向けて新しい物件を探したり

 

車の買い替えを検討したりして、前向きでワクワクした毎日を過ごしていました
 

 

 

 

 

 

 

――――そんな時に、マーシーの元にかかってきた一本の電話が

 

 

 

 

 

 

事態を急変させることに、なりました・・・

 

電話はマーシーのお母さんからで、しばらく話した後

 

 

電話を切ったマーシーは、おかかの元にやって来て、言いました

 

 

 

 


 

 

そして、マーシーは続けます

 

 


 

 

 

・・・マーシーは「どうする?」と、おかかに選択肢があるような言い方をしましたが・・・・

 

 

 

 


それを聞いたおかかは、思いました

 

 

 


 

 

 

『結婚するなら、同居が条件』

 

マーシーの両親は、そう言っているのだと思いました

 

 


 

 

 

おかかは、瞬時に、頭の中で自分に言い聞かせました・・・・

 

 

 

 

 


・・・そして、マーシーに言いました

 

 

 


 

 

 

頭の中では

 

 

 


「いやいやいやいや!絶対やめたほうがいい!今ならまだ間に合う!やっぱり、無理って言うんだ!」


と、言う自分と
 

 

「きっと大丈夫、おかかならできる!大丈夫!一人ぼっちの育児の方が、きっと辛いよ!」
 

と言う自分が、首を絞め合っていました・・・・・

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

そう言ってマーシーはお母さんに電話をかけ、同居の提案におかかが同意したことを伝えていました・・・

 

 


この、たった数分のやりとりで


 

おかかの、同居嫁としての人生が、確定したのでした・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●ぼちぼちおかかの日本一出来損ないのおっぱい●

 

🌟第28話🌟

 

同居嫁人生が、決まった日!

 

おわり♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動画バージョンも是非♡

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