2003年の夏の日の、昼下がり
おかかは看護師さんに、チチを引っ張られていました
「おかかさん頑張って！もうちょっと引っ張るよ！」
「もっと前に行けるかな？もうちょっと、ぐーーーっと前に！」
一人の看護師さんは、後ろからおかかを支えながら背中を押し
もう一人の看護師さんが、おかかの右チチを両手で、ぎゅーーーーーーーーっと引っ張ります
「ぎゃあぁぁぁぁ、！いたああああああいぃぃぃぃーーー！」
おかかのチチはとても小さく、いわゆる〝貧乳〟なので
引っ張られても、伸びしろがありません・・・
その為〝引っ張られている〟というより〝つねられている〟という感じで、とても痛くて、おかかは我慢が出来ず「痛い！痛い！」と、声を上げていました
「ごめんねぇ！ごめんねぇ！もっと引っ張るよー！」
「ごめんねー！」
「ぎゃああああああああーーーーー！！！」
「もうちょっとこっちに！」
「まだダメ！もっと、なんとかならないかな・・・！」
「いたああああああああああああい！」
チチを引っ張り続ける看護師さんと、背中を押し続ける看護師さんの間で
おかかの肋骨は、マンモグラフィーの土台に食い込んでいました
「なんとか、ここの線までおっぱいを乗せたいんだけど・・・・」
・・・と、看護師さんが指さしたのは
マンモグラフィーの土台に書かれている、アーチ状の赤い線でした
・・・・・おかかは、思いました
『いや・・・絶対無理じゃん・・・・』
・・・おかかのチチを、どれほどの力で引っ張り、伸ばそうとも、そのアーチ状の赤い線までは絶対に届かないと、断言できます
しかし看護師さんは、可能性はあると思っているのか
「このくらい前に出さないと、シコリの所が映らないから、頑張って！」
と、おかかを励まし、なんとか赤い線まで、おかかのチチを伸ばそうと必死にやってくれました
が・・・・やっぱり届くはずもなく
「とりあえず、このまま挟みまーす！」と、宣言され
おかかのチチは伸ばされた状態のまま、マンモグラフィーの土台とガラスの板で、挟まれることになりました
「痛いけど、頑張ろうね！」
と、言いながら、看護師さんは、ねじの様なモノをギリギリと回し始めました
すると、チチを挟んだガラス板が、どんどんと、きつく締め上がっていき
土台とガラス板に挟まれたチチが、物凄い力でへしゃげていきます
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ！」
「頑張ってー！胸を平らにするからねー！我慢してねー！」
どんどん、どんどん、ぺっちゃんこになっていくチチと共に
つぶされていく右チチのしこり
今まで経験した事の無い痛みが、おかかの脳みそをズサズサと、ブッ刺し
全身から脂汗が吹き出しました
『これは・・・無理だ・・・！』そう思いました
チチが、つぶされ過ぎで、破裂すると思いました
「ごめんねえええ！痛いよねえええぇ！」
と、言いながらも更に、ギリ、ギリ、ギリ、ギリ、と、ねじを締めあげていく看護師さん
おかかは『これはもう・・・耐えるしかないのだ・・・』と思い
傷みから逃れる為に、他の事を考えようと努めました
ラーメンの事とか、お好み焼きの事とか、クレープの事とか・・・・
だがしかし！
「いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい！」
・・・全然違うことなんて、考えられませんでした
その時
「ダメだわ。もう一度やり直しましょう！」
と、看護師さんが言って
突然、ガラス板の締めつけが緩みました
「おかかさん！もう一回、もっと前に行けるかなぁ！？」
・・・・一瞬、何を言ってるのか分からなくなるほど、絶望的な看護師さんの言葉に、おかかが固まっていると
「ちょっと・・・おっぱいが・・・・・」
と言いながら、看護師さんが目で訴えて来ました
・・・言いたいことは、よく分かります
おかかのチチは、マンモグラフィーを受けるのが困難な程、小さいという事でしょう
なのでおかかは『もしかして、マンモグラフィーは、中止するのかなぁ？』
と、思いました
もう、それならその方がいいと思うほど、衝撃的な痛みを経験していました
・・・しかし、看護師さんは諦めていなかったみたいで
「もう一回、痛いけど頑張りましょうね！」と、おかかのチチをガシッと握りました
そして再び〝おかかの貧乳vsマンモグラフィー〟という、負けが確定してる戦いが始まりました・・・
思いっきりマンモグラフィーに身体を押しつけるおかかと、背中を押す看護師さんと、チチを引っ張る看護師さん
3人が、3人とも、必死でした
3人揃って、汗だくになっていました
脳みそをツンザク様な激しい痛みと、破裂しそうなチチに、おかかの視界はチカチカと点滅し始めていました
更にそこに、マンモグラフィーから出るスポットライトの様な光が向けられ
おかかは、意識が遠のいていってしまいそうな感覚を、感じ始めました
『あれ・・・・？これ・・・・ヤバいかもしれん・・・・』
そう思った時でした
もわあああああああんと鼻をつく、きつい匂いが襲ってきたのです
点滅する視界が、更にグラグラと揺れ始めました
襲ってきた匂いは強烈で、逃れることが出来ません
『冗談ダロ・・・・』
と思ったのですが、冗談ではありませんでした
・・・なんと
看護師さんの一人、正面に立って、おかかのチチを引っ張っている看護師さんの脇から・・・・
強烈な匂いが、放たれていたのです
おかかは、この瞬間
『あ、もう、だめだ』
と、確信しました
決して、決して、看護師さんの脇の匂いだけが原因ではありません
・・・原因の大半は、マンモグラフィーとの戦いによって発生した、痛みによるものです
・・・そして、寝不足だったのです
・・・そして、真夏の太陽光と病院の人混みにも酔っていたのです
・・・待ち時間の長さにも、疲れ切っていたし
・・・触診の精神的なショックからくる疲労感もあったのです
・・・・そこに、この
看護師さんのワキのニオイが
・・・とどめを刺した、だけなのです
そんな感じで、様々な要因が重なり
おかかは、初めてのマンモグラフィーで
失神しました
●ぼちぼちおかかの日本一出来損ないのおっぱい●
🌟第16話🌟
貧乳vsマンモグラフィーで、失神！
おわり♡
動画バージョンも是非♡
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