☆このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男を妊娠中のお話です☆

 

 

 

 

 

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2014 年6月中旬

 

 

季節は最早、夏

 

ジメジメと湿気の多い名古屋の夏は暑い・・・・

 

 

そして三人目の妊娠にして初めて、夏の出産となり

 

妊娠後期の肥満妊婦に、この気候はもうサウナ

 

 

それに加えて、謎の浮腫により

 

 

おかかは24時間苦行状態

 

 

 

 

 

 

リビングのソファーを背もたれにして、座っていたら、遊びに来ていたお友達が

 

 

『おかかちゃん、テディベアみたい可愛い』

 

と言って、ただ座っているだけのおかかを、スマホで撮りまくっていました

 

 

そうか、確かに、この座り方はテディベアと同じです

 

 

お股を、思いっきり広げないと、もう座る事ができないのです

 

 

 

この時点で、出産予定日までまだ1ヶ月半あり

 

 

この肉体のまま、あと1ヶ月半も過ごす自信が無く

 

 

あと、1ヶ月半のうちに赤ちゃんはお腹の中でもっともっと大きくなり

 

 

そしておかかも、もっともっと・・・・・

 

 

 

なんてことは、想像するだけで恐ろしく

 

 

 

お願いだから、正期産となる妊娠37週になったら、すぐ!出てきておくれと、お腹の赤ちゃんにお願いしました

 

 

 

 

37週から先の事なんて考えられない

 

 

もう37週0日目が、おかかの中では出産予定日です

 

 

 

 

 

と、言う事で、37週目に突入するまでの2週間、赤ちゃんを迎える為の準備を急ピッチで整えました

 

 

まず、退院後から、赤ちゃんの首が座るまでの、約、4ヶ月を過ごす為の『巣』作りです

 

 

おかか一家は全員二階の寝室で寝ていますが、赤ちゃんを二階に寝かせると、マオとシキちゃんが朝起きた時に、まだ寝ている赤ちゃんを抱いて一階に降りなければいけません

 

 

寝ること以外の日常生活は全て一階なので、一階にも赤ちゃんの寝場所が必要になります

 

 

赤ちゃんのお世話をしつつ、マオとシキちゃんのお世話をするには、赤ちゃん&おかかがずっと一階に居るのがベストなのです

 

 

なので、出産後〜首が座るまでは、おかかと赤ちゃんは一階のリビングにベッドを置いて24時間、一階でで過ごす事にします(シキちゃんの時もそうしました)

 

 

マオとシキちゃんは、マーシーと二階の寝室で寝るので、赤ちゃんの夜中の授乳の時も、お互い煩わしさがありません

 

 

普段は、こんな感じのリビングですが

 

↓↓↓

 

 

 

大きなL字のソファーを二階のマーシーの部屋に移動させ(おかかがズタボロにした例の部屋です)

 

 

 

ソファーがあった所にシングルベッドのマットレスを置きました

 

↓↓↓

 

 

 

おかか一家が住む家は、マーシーの両親が住む母家の隣に建てられた『離れ』なので、普通の家よりはこじんまりとしていて、お風呂と洗濯場がありません

 

 

そして、玄関開けたら、直ぐ、リビングなので

 

授乳してたらオッパイ丸見えです

 

と、言うより

 

赤ちゃんと寝てても玄関を開けられたらもう丸見えです

 

 

お義父さんも、お義母さんも、親戚のおばちゃんでさえも、インターホンを押さずいきなり玄関を開けてきますので、今まで幾度となく、見られたくない場面を見られてきました.....(大口開けてソファーで昼寝している所や、パンツ一丁でズボンを探している所などです)

 

 

 

だったら常に玄関の鍵を閉めておけよと思われるでしょうが、おかかも子供達も、母屋と離れを1日に何度も行き来しますので、いつも、いつでも、というのは、不可能です

 

 

 

 

なので、マーシーがDIYでパーテーションを作ってくれました↑↑↑

 

 

おかかは、元々、木材が好きなので(おじいちゃんが大工さんでした)パインの木で作られたパーテーションを見ているだけで胸が躍り、癒されます

 

 

そんな、木の存在と香りを直ぐ近くに感じながら赤ちゃんと過ごせると思うと嬉しくて、器用なマーシーに感謝です!!

 

 

 

出産後に生活する『巣』作りが無事終わり

 

 

 

続いては、生まれてくる赤ちゃんの名付けです

 

 

 

マオ、シキと、二文字の名前をつけましたので、そりゃ三人目も二文字がいいよねぇとマーシーと話していましたが

 

 

なんせ、シキちゃんの時に名付けに悩みすぎて知恵熱で寝込んだ経験がありますので

 

 

三人目の名付けは、あまり画数などに拘らず、呼びやすい名前で決めようと思っていました

 

 

そんな所に声をあげたのが、長男マオくんでした

 

 

『赤ちゃんの名前は〝サク〟にしよう!』

 

『サクちゃん!?いいじゃん!!呼びやすいし、可愛い!!』

 

 

 

おかかは、『サクちゃん』という呼び方が、すぐに気に入り

 

 

マーシーも『ふーん。いいんじゃない?』といった反応でした

 

 

 

 

 

ただ、シキちゃんだけは・・・・

 

 

『シキちゃんは〝サカ〟がいいー!!』

 

と言い続けていました・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『じゃあ、また赤ちゃんが生まれたら、サカちゃんにしようねぇ〜』

 

なんて物凄く無責任な言葉でシキちゃんを言いくるめて

 

 

三人目の、赤ちゃんの名前は

 

 

『サクちゃん』に決まりました

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後にやってきたのが、新しい車です

 

 

 

今までおかかの車は5人乗りの〝ポルテ〟でしたが

 

7人乗りの〝アルファード〟に乗り換えです

 

 

 

やって来た大きな車を見て

 

 

あぁ・・・三児のお母さんになるんだなぁ・・・・

 

と、急に実感が湧いてきました

 

 

マオとシキちゃんの二人で、子供は終わりと思っていましたし

 

 

マオとシキちゃんが大人になるまで、おかかは、ポルテに乗り続けているだろうと思っていたからです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生、何が起こるか解りません

 

 

 

 

 

 

まさか、3人目を授かるなんて・・・・

 

 

 

まさか、3人の男の子の母になるなんて・・・

 

 

 

 

まさか、自分がこんなに太れたなんて・・・・

 

 

 

 

シキちゃんを生んだ時も

 

 

 

 

マオを生んだ時も

 

 

 

 

こんな人生、想像出来なかったなぁと思いましたが

 

 

 

 

 

 

 

マーシーと出会った時の自分に

 

 

 

十年後は、3人目の息子がお腹に居て、新しくやって来た大きな車のハンドルを、グローブの様に浮腫んだ手で握ってますよ

 

 

 

なんて言っても、絶対信じません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く想像出来ない、面白い未来を生きられている事に感謝しつつ

 

 

信じられないほど、膨張した己の肉体に後悔しつつ

 

 

 

 

 

 

 

後は、赤ちゃんの・・・サクちゃんの誕生を待つのみです

 

 

 

 

 

 

 

サクちゃん・・・

 

 

 

 

サクちゃんを迎える準備は整いました!

 

 

 

 

だからどうか

 

 

どうか!

 

 

 

 

無事に、元気に

 

 

 

 

生まれて来てね

 

 

 

 

 

なるはやで!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全ての準備が整った

 

 

6月の終わり

 

 

 

 

おかかの願い・・・・

 

 

 

いや

 

 

 

心の叫びは

 

 

 

サクちゃんに届いているのでしょうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

 

 

 

『入院決定!やっぱりな!』

 

 

です!

 

 

 

 

 

お楽しみに♪

 

 

 

 

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