☆このお話は2014年、おか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男を妊娠中のお話しです☆

 

 

 

 

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夢の様に楽しかった沖縄旅行から、日常の名古屋に帰って来てからは、いよいよ妊娠後期感が漂って来まして

 

 

生まれて来る赤ちゃんの為の準備も本格的に始まりました!

 

 

三人目、しかもまたまた男の子という事もあり、上二人のモノをそのまま使えばいいんじゃないの?と思われますが

 

 

 

おかかとマーシーは、次男シキちゃんの事をてっきり〝最後の子〟だと思い込んでいましたのと

 

 

マオの出産から10年、そしてシキちゃんの出産から5年も経過しており、赤ちゃんグッツと言うわれるモノはほとんど、お友達に譲ってしまっていたのです

 

 

 

妊婦グッツやマタニティは、おかかの妹りーりが、いつか、結婚して、妊婦さんになった時に♡と、可愛くラッピングして、衣装ケースにまとめ、『りーりにあげるやつ』と、ラベルを貼って、大事に保管していましたが。。。

 

 

 

 

まさか、これを自分で開けて、自分が使う事になろうとは。。。シキちゃん出産後のおかかは全く予想できていませんでした

 

 

 

腹帯や、出産後の骨盤ベルト等は、地味に高額なので、とっておいて本当に良かったです。。。

 

 

 

 

今回の妊娠は、主に春~夏に妊娠後期を迎えましたので、マタニティらしいものはレギンスぐらいしか買いませんでした

 

 

 

 

 

困ったのは、新生児から乗れるチャイルドシートや、ベビーカーが全く残っていなかった事でした

 

 

三人目だっていうのに、また一から揃えなくちゃいけません・・・

 

 

一体いくらぐらいお金が必要なのでしょうか・・・・

 

 

 

マタニティの雑誌や、通販サイトを見ると、なんだか進化しまくったお洒落なベビーカーや。チャイルドシートがわんさか紹介されています

 

 

 

 

おかか的には、これ、欲しいなぁ•••と、思うモデルが見つかりましたが、三人目にしてこの値段は・・・・

 

 

 

マーシー渋るだろうなぁ・・・・と悩んでいました

 

 

 

 

我が家のお財布はマーシーが握っておりますので、大きなお買い物は、マーシーが納得しなければ買えません

 

 

 

 

実際に使うのはおかかなのだから、おかかが使いやすいと思うものじゃないと買いたく無い

 

 

 

 

 

おかかの元に、突然女神様からメッセージが届きました

 

 

 

『10万円くらいなら好きなモノ買っていいよー私からのお祝い♥』

 

 

そう言ってくれたのは、おかかの妹、りーりでした

 

 

りーりは、この頃、『人生に疲れたから、独身最後にふらふらする~』と言って、大阪でお友達とルームシェアして生活していました

 

 

ふらふらすると言っていた割には、働き始めた不動産屋さんでいつの間にか正社員になり、そしていつの間にか出世して、立派なお給料を稼ぐ、独身貴族に変身していました

 

 

『独身のうちしかやってあげられないから』と、マオやシキに沢山のおもちゃやゲームも買ってくれていました

 

 

おかかは、その言葉に遠慮せず

 

 

 

『ありがとう!りーりが赤ちゃん産むときは、いっぱい買って恩返しするからね!!』

 

と、言い

 

 

目を付けていた、というか、シキちゃんの時に愛用していたが、お友達にあげてしまった〝マキシコシガブリオフィックス〟と、シキちゃんの時には買えなかった〝ファミリーフィックス〟そして、シキちゃんの時にはマキシコシを、〝クイニーザップ〟に乗せていましたが、イマイチだったので、今回は、〝エアバギーココブレーキ〟と、〝マキシコシ取り付けアダプター〟を買いました

 

 

全部で4点、10万円は超えてしまいましたが、おかかの口座にりーりから10万円が振り込まれておりましたので、おかかが払ったのは超えてしまった分だけです

 

 

 

 

 

 

独身貴族で、優しい妹りーりのおかげで、おかかのお腹の子は、三人目だというのに、全部新品で、最新のチャイルドシートとベビーカーを揃えてあげれました

 

 

 

りーりには、本当に感謝です!

 

 

りーりは

 

『綺麗に使ってよー!私の赤ちゃんが産まれたら、お下がりを使うんだからー!』と言って笑っていました

 

 

 

 

 

高額なモノは、全部りーりが買ってくれたので、おかかは、おくるみや、授乳枕、タオルケット、オムツバッグ、等を全部大好きな〝BOBO〟で揃えました

 

 

 

あぁぁぁぁ・・・早くこのおくるみに包まれてる赤ちゃん見たいなぁぁぁぁ

 

 

 

全部通販で注文したので、次々と届くベビーグッズのお荷物を、マオとシキちゃんと一緒にワクワクしながら開封して

 

赤ちゃんのいる暮らしを思い浮かべながらみんなでニタニタ笑っていました

 

 

 

平和そのもの

 

 

幸せそのもの

 

 

あとは、ここに、可愛い可愛い赤ちゃんが、やってくるだけ

 

 

 

本当に、それだけだったのです・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄旅行から帰ってきて以来、そもそも食べづわりで妊娠超初期段階からブクブク増量し、立派な肥満妊婦と化していたおかかの体に異変が起きていました

 

 

 

水を飲んでいるだけで、体重が増えているのではないかと思うほどに、目に見えて体が大きく、太っていくのです

 

 

 

妊娠後期に入った事で、そろそろ本気で体重を維持しないとヤバいなと、思い、食べる量や質を改善しているのにも関わらず、それと反比例して増える体重と、体積・・・・

 

 

おかしい・・・・この太り方は異常です

 

 

今までの妊娠で経験した太り方とは、明かに違います

 

 

 

24時間、身体中が浮腫んだままなのです

 

 

 

 

 

浮腫むのは、リンパの流れが滞っているせいだと思い、オイルと木の棒でゴリゴリマッサージしたり

 

 

運動不足のせいだと思い、ウォーキングを1時間ほどしたりしましたが

 

 

太くなった左右の脚同士の内ももが、どかどかとぶつかり、歩きにくく

 

そして尋常じゃない程身体が重く

 

浮腫を楽にしたくてウォーキングしているのに、ウォーキング後の脚は、更に浮腫んでしまい、その後は家事をするのも一苦労・・・・

 

いや、生きているだけで苦しくて辛い・・・

 

顔の浮腫は、おかかの人相を、ずいぶん老けさせ

 

手の浮腫は、おかかの家事と仕事に影響を及ぼし

 

脚の浮腫は、おかかの体力と気力を奪って行きました

 

 

 

 

気づけば、おかかの脚は1.5倍の太さになっており、着圧ソックス無しでは、生活できないほどになっていました

 

 

 

 

 

 

 

 

今までの妊娠で臨月まで穿いていたマタニティのデニムやパンツは、全て穿けず

 

毎日、マキシ丈のワンピースの上からTシャツを着るスタイルに・・・

 

 

靴は、全てのスニーカーとサンダルがキツくて履けなくなってしまい、挙げ句の果てに甲の部分がガバガバだったクロックスまで、足をねじ込むように履かないと履けないまでになってしまいました

 

 

 

ここまで来ると、自覚はあったものの、他人から見ると、もはや、以前のおかかとは別人の容姿になってしまったみたいで

 

たまたま、クリニックで保育園のママ友を発見し、声を掛けたのですが

 

 

ママ友はおかかを見て『は?』と、不思議そうな顔をし

 

 

声を掛けてきた妊婦がおかかだと気付くのに数秒かかり、『信じられない・・・・』と、変わり果てたおかかの姿に動揺していました

 

 

 

 

『自分でも、太り過ぎだなって自覚あるんだけど、ご飯抜いても、運動しても、どんどん体重増えて行くんだよね。これって、異常だよね?』

 

 

と、おかかが言うと

 

 

『あんた、今日、入院になるかもよ・・・』

 

 

と、深刻な顔で返してくるママ友

 

 

 

 

うーーーーん・・・今日は困るなあぁ・・・

 

 

 

 

『やっぱ、そのくらいヤバいよね?この太り方・・・』

 

『うん。ヤバい』

 

 

 

 

ママ友のお陰で、己のヤバさについて再認識したおかかはドキドキして診察の順番を待ちました

 

 

 

大きくくなったお腹と、グローブの様に膨れ上がった手では、尿検査用の尿を紙コップで受け止めるのも一苦労・・・

 

 

今まで、それなりに大変だった動作が、今ではそれなりどころではなく

 

動作の全てに

 

『はぁはぁッ・・・・ヨッ・・・!・・・はぁはぁッ・・・・』と、荒い呼吸がついて回ります

 

 

 

 

 

これは本当に、即、入院になるかも知れない・・・

 

 

でも、浮腫から解放されるなら、入院したい・・・

 

 

 

と、言いますか

 

 

 

 

もう、産みたい

 

 

産んで、楽になりたい・・・

 

予定日まで、後、1ヶ月半。まだ出産しても良い期間には入っていないのに、己の苦しさゆえに、今直ぐにでも出産してしまいたいと思うダメ親おかか・・・

 

 

 

 

 

しかし、その日の尿検査と血圧測定の結果に、異常は見られず

 

 

エコー検査とNSTでも、赤ちゃんの様子は良好で

 

 

 

『いよいよ臨月も近づいて来ましたから、体重管理、頑張ってくださいね』

 

 

と、いつもと変わりなく、穏やかに微笑む、O先生

 

 

おかかは、思わず

 

 

『日常生活にも支障が出るほど浮腫が酷いのですが、大丈夫でしょうか?』

 

と危機迫った顔を作り尋ねると、O先生は、おかかの足首を掴み、足の甲やふくらはぎを親指でふんふんと押し

 

 

『気休めにしかならないかもしれないけど、漢方出しときますね』

 

と言って、浮腫に効く漢方を処方してくれました

 

 

 

 

え・・・・それだけ?と、思いましたが

 

 

O先生が何も言わないのだから、大丈夫なんだろうと、納得し、この日の妊婦検診を終えました

 

 

 

 

家に帰ってから、浮腫んだ手足を眺めながら、思いました

 

 

 

 

優しいのが評判で、外国人の妊婦さんが殺到するO先生にとって、おかかの大きさは小物にしか見えないのかもしれない・・・・

 

 

低身長でぽっちゃり体型のおかかが、どれだけ太って、浮腫んで、歩くのが困難な程、丸くなっても、それは、例えるならアザラシで

 

 

高身長で、ボンキュボボンな外国人の奥様達が妊娠でオッパイとお腹とお尻が丸々と大きくなった姿はトド

 

 

 

 

 

トドを見てからアザラシを見たら、小物と思われ

 

 

 

おかかにとっては異常自体なのに、見落とされているのではないか・・・・と

 

 

 

 

 

 

でも、血圧や、尿、赤ちゃんの様子に異常が無いのは事実で、その様な状態なら、1日でも長く、予定日までお腹に居させてあげる事が、赤ちゃんの成熟において一番大事な事なので

 

 

 

ここは、O先生の言う通り、着圧ソックスを履き続けて、処方された漢方薬を真面目に飲むのが、おかかがするべき事なのです

 

 

 

 

 

 

 

人生初の漢方薬は・・・・予想以上に、不味かった・・・・

 

 

 

しかも

 

 

 

浮腫が改善されたかと言うと・・・・

 

 

 

 

 

それも不明

 

 

 

 

 

 

 

 

実は運動は、かえって浮腫を酷くするという記事を読み、おかかはウォーキングウを辞めました

 

 

 

どうしてもやらなければいけない家事と仕事の時間以外は、積極的に横になって安静にする事に努めました

 

 

 

それでも、子供が二人居れば、やる事は沢山あるし、動かない訳にはいかないのが三人目を身ごもった妊婦さんの現実です

 

 

 

(しかしここまで悲惨な状態になったのは、ぶくぶく太ったの、おかかの責任です)

 

 

 

 

 

自分の旦那さんと子供達の事をするのは、体力的に辛いだけなのですが

 

 

この頃、最も精神的に辛かったのは、母屋での家事でした

 

 

週末は、母屋で義両親と一緒に夜ご飯を食べるのが決まりになっていて

 

 

それ自体には、何の不満もなく、大勢で食卓を囲むのは、良い習慣だと思っているのですが

 

 

その後の洗い物の量が悲惨なのです

 

 

 

自分の家ならば、この身体で長時間立ちっぱなしで洗い物をしなくて済むように、最初から使う食器の数を減らし、食洗機で洗える食器しか使わない等の工夫ができるのですが

 

 

 

 

母屋ご飯は、晩酌をするお義父さんの為に、おつまみ系おかずが多く、大皿も小皿もわんさか使います

 

 

洗っても洗っても次々運ばれてくる食器

 

母屋に食洗機は無く

 

 

出っ張ったお腹がシンクに食い込み

 

 

でも食い込むくらい前に立たないと

 

おかかの短い腕は水道に届きません

 

 

 

 

 

 

 

思い起こせば、シキちゃん妊娠中も、毎回おかかが洗い物をしていました

 

非・妊娠時から、洗い物はおかかがするものだったから

 

確か、シキちゃんの時もこの洗い物が辛かった

 

でも、『今にも倒れそうな程、辛いのか?』と言われると、そこまででは無いので

 

 

 

代わってくれないかなぁ・・・

 

 

と、思いつつ、それを言葉に出す事はありませんでした

 

 

 

 

で、今回の、この浮腫んだ状態は、シキちゃんの頃より、2倍辛い

 

 

息遣いも荒いし

 

 

フゥっと、シンクに両手をついて、手を休める事、一皿に、一回

 

 

 

 

 

いやいやお義母さん・・・

 

 

 

 

察してくれよ

 

 

 

というおかかの心の絶叫も虚しく、どうやらお義母さんは〝察する〟という部分についてはとても鈍感なようで・・・・

 

 

 

 

でも、お義母さんは、おかかがちゃんと言えばきっと代わってくれるのです

 

 

 

が、この先、赤ちゃんが生まれる頃、上二人は夏休み真っ只中で、産後赤ちゃんに手を焼いているおかかに愛想を尽かし、子供達がお義母さんを頼って敷地内の母屋に駆け込む事は簡単に想像がつきます

 

 

その時に、お義母さんには沢山迷惑をかけるので、今から洗い物なんてお願いする訳にはいかないのです

 

 

 

 

なんて事をぐちゃぐちゃと考えながら、地獄の洗い物と戦っておりました

 

 

 

 

 

 

 

その、お皿をギュッと掴んで洗うのも一苦労な、浮腫んだ手と、日常生活が困難なほどに浮腫んだ脚の、実際の写真が、こちらです↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらは、浮腫んでいない時の、普段のおかかの手と脚の比較です↓↓↓

 

 

 

 

 

おかかの脚は、元々極太大根脚なので、わかりにくいかもしれませんが、足の甲の盛り上がり方や、足の指の密着度から、浮腫の酷さがお分かり頂けるかと思います

 

 

 

 

 

処方された漢方薬は、気休めにもならず

 

 

日に日に悪化していく浮腫に

 

 

 

おかかは嘆くしかありませんでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

 

 

 

 

『最後の妊婦検診までの二週間』

 

 

です!

 

 

お楽しみに♪

 

 

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