こんばんはnaoです
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幼い頃、数年を共に過ごした親戚の彼が亡くなったことがきっかけで、私の中で絡み合っていた色んな感情がほどけていくことになりました
彼が亡くなったことを父に話した後、父からこんなLINEが来ました
「昨夜はS君の訃報を聞いて、昔のことを振り返っていました。そしてあることに気づきました。S君は直にとっては勿論、おとうさんにとっても重要な人だったという事です。
どう言うことかというと、彼があの家に来なければ、直はもっと長く北海道で暮らすことになったと思うからです。彼が直を東京へ、おとうさんのもとへ返してくれたことに気付きました。お陰で、確かに苦労は多かったけど、直の成長を見守ることができたと思うのです。
そればかりではありません。あの直と二人の生活の中で、おとうさんは、とても大きな体験をしました。あの体験が無ければ、今ごろどうなっていたか想像できないくらいです。その体験が余りにも大きな体験だったので、Sくんはそのために神様が使した人のようにも思えてきたのです。」
最初に北海道の祖父母の家に預けられたのは幼稚園の頃でした
その後、東京に戻り父と2人の生活を数年過ごし、また祖父母の家に預けられることになるのですが、私との生活は大変そうに見えたけれど、私の存在が父をなんとか前に進ませていたのかもしれないと感じました
そして、私の中の
"仕事は何よりも大事なもの"
この考えも、父との生活の中で、忙しく毎日遅くまで仕事をしていた父の姿から無意識に自分の中に取り込んだものだと気付きました
なので、2回目に祖父母の家に預けられた時
"仕事は子供よりも大事なものなんだ"
と感じてしまい、その考えは子供を産んでからもずっと自分の中にありました
出産して4ヶ月後には職場に復帰して、子供が熱を出しても病児保育のベビーシッターに預けて出勤していました
子供のことなんかで仕事に穴は開けられないという気持ちが強かったのです
でも、当時のことを改めて感じてみると、父は私よりも仕事が大事なんだと思い込んで傷付いた自分は本当はどうして欲しかったんだろう?と思った時
パッと浮かんだのは
"ちゃんと事情を話して私に相談して欲しかった"
という気持ちでした
小学校高学年の子供なら、十分理解できることだったはずです
勝手に父に仕事が大変だからという理由で、祖父母の家に私を預けると決められたことで
"自分の人生は自分ではコントロールできないんだ"
という強烈な概念を自分自身に刷り込んでしまったのです
当時の自分の気持ちにようやく気づいた瞬間、今まで感じたことのないもの凄い解放感と安心感が湧き上がりました
私は、ただ自分の気持ちを聞いて欲しかったんだな、
そして自分で納得して決めたかったんだな、と感じました
それに気づくと、その後の人生の中での同じような出来事で傷付いていた感情も解放されていきました
心の奥の奥に仕舞い込んでいた感情
頭でなんとなく気付いていたことが本当に腑に落ちた瞬間、絡み合って、固く結ばれた紐のような感情が全てほどけていきました
一足先に旅立っていった彼は、大きなギフトを残してくれました
生きているだけで誰もが、誰かの光になっている
私たちの存在自体が光なのだと身をもって教えてくれた彼に、心からありがとうと伝えたいです
本日もお読み下さりありがとうございました




















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