レフェリー認定 講習会 終了
年に1度の日本テニス協会 「審判、レフェリー、チーフアンパイア」のB級ライセンスの認定 講習会も
最終日の3日目。 「レフェリー コース」の本日の講習のテーマは、「共同作業とチームワーク」。
昨日の講習を通して、12人の受講者のパーソナリティー(人柄)を拝見させていただけたので、
「リーダーとして行動力のある方、リーダーの意見を支えてくれる方、チームの考えの整合性を
分析できる方」であろうと思われる方々を、それぞれチームの3人構成としてグループ編成しました。
全国から集まった「将来のレフェリーの皆さん」は、皆が初対面同志なのですが、個々が特技を生かし
ドロー作成、大会のスケジュールの要となる、オーダーオブプレー作成の共同制作していただきました。
チームの共同作業は、不思議と旧知の仲かと思ってしまうほどに、自然にスムーズな議論が展開。
個人の能力も大切ですが、どんな世界もチームスキルとして発揮されると、何倍にも変化しますね。
最後に「B級レフェリー」を認定するか否かの筆記試験です。70問の実践試験に挑戦です。
試験問題を読んだとき、わかっていると思っていたことが、急に不確かであったと気付きます。
試験で80%正解であるという裏返しには、テニス会場で10人の選手から質問されたとき、
2人の選手には誤った説明をしているということでもあります。
いつも講習会でお話することは、合否や資格は後付であり、「合格点=目標達成」ではありません。
試験で、不確かな回答が偶然正解したのであれば、それは想定外の危険な事故の前兆です。
正しいと思っていたことが誤りと気付いた時、試験の価値と、究極の発見があるのです・・・と。
自分を知った時こそ「達成感」があり、それは表情にあらわれるのです。そして皆さん、この笑顔!
この笑顔もままに、各地でのレフェリーとして、また裏方としての ご活躍、目に浮かびますよね。
また日本、世界のどこかでお会いしましょう!ありがとう。信頼できる仲間って いいですよね。