懐かしいなぁ ハイドラバード
今日は仕事で有明に行ってみると 北崎悦子選手(ブログへリンク) と木下ミサ選手(ブログへリンク) に
会いました。土屋太偉コーチと 明日からインドのハイドラバードの1万ドル大会に出かけるという。
懐かしい響きだなぁ 「ハイドラバード」。
2003年、インドで初めてのWTA大会(14万ドル)がハイドラバードで開催され、私はWTAツアーの
スーパーバイザーとして運営しました。 メアリー・ピアスや、インドの国民的アイドルだったミルザが
地元に凱旋帰国で出場することもあり、会場は連日満員となり、街をあげての大イベントになりました。
以下2003年の写真です。
センターコートのチケットが400ルピー(3200円)と、地元では平均月収を超える高額だが、満員。
外のコートでも、50ルピー(400円)は、庶民に高いものでした。テニスは富裕層のスポーツです。
会場は質素な面もありますが、選手ラウンジや、選手レストランは、インドとは思えない高級感。
私が働いてたオフィスには持参したPC、プリンター、ファックス、トランシーバーで何とか対応しましたが、
会場には電話が、まさかの1回線だけ。PCにLANがあるわけもなく、気合いのダイヤルアップ接続でした。
そして、何度も起こる停電。停電のオフィスでは、バッテリー起動の自分のPCだけ明りが頼り。
フラッシュで写真を取ると、すぐ前に、イスラエルの審判のイベットが居たことが、分かったりと。
当時のWTA大会のホテルは市内で一番のタージ・クリッシュナというホテルだったので良かった。
でも、今回のITF大会では、高校の宿泊施設が大会ホテルだと言ってたような。清潔だと良いが…
当時、大会で用意されたはオフィシャルカーは、この街では明らかに不自然だったベンツ(笑)
密集地帯の道路で走るオフィシャルカーに、さらに人が群がり、余計に進まない大混乱。
ベンツの車体スレスレを横ぎる自転車が、車体に当たらないのに関心していたもんだ。
「ベンツはあまり見かけないが、ここの人は、どうやって買うか?」と、ドライバーに尋ねると
「簡単だよ、250年ほど働いたら一番安いのが買えるよ!」と。・・・なるほど・・・わかりやすい。
ヨーロッパとイスラム文化が融合した、文明遺跡も街の郊外にあったりしてユニークな街だった