予定変更、タイを発ちます
先週のパタヤオープンの大会写真を、ブログにアップしようと思っていた矢先、日本から色々なニュースが
入ってきました。予定を変更して急遽帰国することに。とりあえず今から、パタヤオープンの写真をアップ。
テニスコートへ行く導線に、ホテルのボールルーム利用。観客は、このエリアを通って楽しみます。
メインスポンサーのPTT(タイ石油会社)は、タイのほとんどのテニス大会に協賛している大企業。
わずかな空間には、会社の事業案内、くつろぎ空間、遊べるプロモーションを上手く並べています。
WTAオフィシャルパートナーのJet Star(ジェットスター航空)のブースの入り口は、なぜか赤鳥居。
卓球台をテニスコートにデザインし、いつも誰かが卓球で遊んでいます。この卓球台に椅子を並べて、
試合後に公開記者会見や、サイン会を行うことも。観客サービスとスポンサーのコラボのアイデアです。
オフィシャルボールと、ストリンガーはウイルソン。ラケットも豊富に並んで結構売れてるみたい。
大会会場へのゲートは、小さいがホテルとコートが一体型なので、コンパクトな造作物が多い。
観客の導線には、出場選手のターポリンのディスプレイが並び、雰囲気を高めて会場に入る。
観客用の休憩所(左下)。気温35度で、傘の位置が悪ければ、せっかくだが日中の利用者なし。
昨年のチャンピョンや、スポンサーの看板も、これだけ大きくすると雰囲気と迫力が出てきます。
ブルーのテーブルクロスと傘で統一感のある、ビール&水の会社でスポンサーである[Chang]。
以前は、暗い回廊にオフィシャルボードにライトを照らしていましたが、私の遊び心の提案で、
大きな枠にドローを書いたターポリンを張り、枠の中に蛍光灯を入れた。夜でも綺麗に見えます。
チケット販売所には、シード番号を書いたシートレイアウトを掲示。購入前後にチェックできるのは、
うれしい心遣い。シートが2000席ほどしかないため、チケット発券は手作業のみ。毎年かなり大変。
WTAの看板をくぐり、仮設の観客スタンドへ。仮設の骨組みを薄い布でカバーすることは大切。
カバーすることで会場デザインカラーも一体化できる。面倒な作業だが、色だけでアップグレード感。
ショーコートは並んだ2面のみ。炎天下の会場なので、ターポリンで屋根を設置。これにより長く観戦できる。
夕陽がまぶしいので、視界を確保できるギリギリまで薄い布で屋根を作ってみた。スポンサーボックスシートに
カーペットと宴会席のイスを使用して、他の席よりアップグレード感。仮設であっても、これで気持ちよく観戦。
樹木があるため、仮設スタンドも絶妙なアジャストメントで席と骨組みを確保しています。
コートサイドにフェンスがあるので、フェンス越しではなく、フェンスより高くスタンドを底上げしました。
選手ラウンジは、コートのそばにあるボールルーム使用。南国だけあって、ビーチベットがイス。
ソファと同じようにリラックスできます。側には選手用のWIFIのPC2台、これで十分ですね。
主審の控室。リラックスできるソファと、WIFIと電源さえあれば、パーフェクトな環境。
パタヤオープンは 2010年のWTA International Seriesで
トーナメント オブ ザ イヤーに 選ばれました。施設は全て仮設ですが、選手へのホスピタリティーは
手作りですが、本当に素晴らしい大会です。今年で20年の大会です。