ユースオリンピック 終了
10日間のシンガポールも最終日。記念すべき 第1回ユースオリンピックも終了しました。
最終日は、IOCのジャック・ロゲ会長も来ていただき、テニスの注目の高さを伺えました。
少年シングルスは、ゴメス(コロンビア)が金、ブランブリ(インド)は決勝で足を痙攣し、
第3セット 1-4でリタイヤ。最後までプレーさせるべきなのか、レフェリーも考えましたが
我々が続けさせようとする選択より、金メダルを諦める選手も苦渋の選択せもあります。
ゴメスと握手したブランブリは、すぐにマイクで観客、そして大会の運営者に、
「こんな素晴らしい舞台で、リタイヤせざるを得ないことに、申し訳ありません」と。
「自分をを応援して頂いた観客の皆様に感謝し、対戦したゴメス選手を祝福します」
と、お詫びと感謝の挨拶。ジュニアながら、しっかりしていました。
少女は、ガブリロバ(ロシア)が金、注目のメガネちゃんのゼン(中国)は、決勝戦では
まったくスタミナ切れで、ウダウダの試合で銀。セペロバ(スロバキア)が銅。
中国コンビは、前日のダブルスでは金、スロバキア(セぺロバ・スカムロバ)が銀メダル。
少年ダブルスは、欧州混成チームのゴールディン・べスリー(英国・チェコ)が金メダル。
ロシアペアが銀メダル。ロシアの長身ブルーダが、もしプロでも、活躍することになれば、
頭に血が上りやすい致命的な選手だから、将来は多額の罰金を支払う選手になるだろう。
Photo ITF
シンガポールの仕事も終え、今から日本に戻ります。
そして、明日は、国際テニス連盟の総会で、ワシントンに向かいます。