ドバイに行きます | テニスな仕事 - Tennis Around the World

ドバイに行きます

昨日の朝、玄関から見る渋谷駅は、真っ白。先々週に海外(マレーシア)に行く日の朝も雪だった。

Tennis Around the World  渋谷のオフィスで仕事を終えてから、羽田へ。


JTA事務局(内)御用達の中川トラベルにフライトをお願いしていた羽田発(関空行き)9pmのフライト

良く見たら、8pmになっていた!「関空での乗継を配慮です・・・」。とにかく気付いてよかった。

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羽田-関空-ドバイは、エミレーツ航空。エコノミーでも、機内映画が100本。電源コンセントもあり。

LANのソケットもあるが、これは使えなかった。10時間の旅、映画もよし、パソコンで仕事もよし・・・

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現地時間の4am(日本は9am)ドバイ空港に到着。入管する前に、大会のスタッフが待ってました。

パスポートで並ばず、荷物もDubai Duty Freeの大会関係者が確認して、空港玄関まで運ばれる。

空港玄関には、オフィシャルカー(Audi)が待ってくれています。長旅には、これが助かるのです。


ドバイ・テニス・チャンピョンシップスは、2週間に渡って、同じ会場で、同じ主催者が開催します。

1週目はWTA大会(プレミア5)の女子、2週目はATP大会(ATP500)の男子が行われます。

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昨年、日本で東レPPO(プレミア5)と、楽天ジャパンオープンが開催された運営ケースと同様です。

日本の場合は、連続開催とは言え、主催者とスポンサーが異なりますが、ここの大会プランニングは

日本のテニス大会を発展させるこにに、とても参考になります。


また、このドバイの大会は、ATP選手が選ぶ、2009年世界No1のATP500大会として表彰されたほど、

世界トップ選手が好きな大会です。女子はトップ10のうち8人、男子トップ10のうち7人がエントリーしました。


アラブでの大会は、日本ではない厳しい現実があります。女子のペアー選手(イスラエル)が昨年に続き

エントリーしました。昨年は本人の申請の遅れで、ビザが発行される・されないで、政府間の問題になり、

今回は会場での、テロの噂があり、ペアー選手の試合は、すべて観客の少ないコート試合を行いました。


ペア選手の試合を見る観客へは、金属探知機の検査、バッグや飲み物は一切禁止の持ち込み禁止。

幸か不幸か、ペアは準決勝まで進出。今日の対ビーナス・ウイリアム戦は、観客300人までのコートで

行いました。言うまでもなく、観客、メディア、セキュリティーは大混乱ですが、無事テロなく終わりました。


万一ペアが決勝に上がれば・・・決勝も、安全確保のため、300人のスタンドですると言われていましたが、

大会としては、ペア選手が負けて結果オーライ。でも、そんなコメントをアラブがすると、国際問題ですから

とても繊細で怖い問題なのです。