ナショナルコーチチームによるワークショップ終了 | テニスな仕事 - Tennis Around the World

ナショナルコーチチームによるワークショップ終了

朝10時から、会議を2つ(4時間)終えてから、午後から2時間セミナーを聴講してきました。

この機会は将来的に、素晴らしいワークショップになると確信しながら、私もいろいろ勉強。

Tennis Round the World - by 川廷尚弘

テニス界には、セミナー、ワークショップ、スクール、セミナーと呼ばれるものがあります。

セミナーはテーマに、講師が説明や解説を通じて指導するもので、日本語では講習会、

それにテストを経て資格が伴う場合スクールで呼ばれ、日本語では認定会となります。


ワークショップは、MCやスピーカーが、テーマにそって検証や実績を説明したうえで、

将来的な提言や目標を挙げながら、参加者と議論や討議し、発想を共有するもの。

そこでしか聞けない核心のメニューからの議論に発展すると大変に意義があります。


プレゼンや報告のテーマ「世界の現状や挑戦の道」に関することになると、とても興味深いのですが

あまり海外の現場でお見受けしない方々が「世界」を語リ始めると、私には不思議なものに聞こえたり、

理念や理想論を語られるケースが多くなり、私には何を語っているのか分からないことがあります。


私が海外でも受けてきたテニス・ワークショップは、全体的にも構成されていて、順序立てもよく、

聞いていてもわかりやすい工夫がなされているので、過去のデータと提言をもとに実績を検証し、

次の数値目標を具体的に示されて、参加者とも意見交換することが重視されています。たとえば・・・

① Review (これまでの提言の検証)

② Action (それに対して何をしたか)

③ Result (有限実行としての実績と検証)

④ Next Target (次の提言と具体的な数値目標)

⑤ Discussion (①~④の見解に対する議論)


明確な目標が聞こえにくいほど、スッキリしないことになり、次第に疲れることも少なくありません。

「日本のテニスワークショップは繊細で大胆!」と思われるような、いい意味のスパイスの効いた

日本だから出来るワクワクするようなワークショップに期待し、次回を楽しみにしています。 


今回の聞き手も、そんなことにも期待し知りたかったのでは、なかろうか・・・・と私は思います。