杉山愛@全米オープン
グランドスラム連続出場の記録 62回。それはもう、「レジェンド」だよ。
世界のトップ100にいなければ、出たくても出られないグランドスラムで
体調不良や怪我からも、うまく調整して、16年間もの間、連続出場できる・・・驚異。
テニス界だけではなく、スポーツ界を代表する世界的なお手本になる「プロフェッショナル」だ。
優勝タイトルを重視の世界ではあるが、このタイトルは、もっと日本で評価されるべきだと思う。
僕には限られた祝杯プランしか挙げられないが、近い将来(来年かな)必ず世界表彰の段取りするので
杉山さん楽しみにしておいてください。
女子テニスで極めて安定しているストローカーの杉山愛だけど、1回戦のストーサーとの対戦。
フォア&バック共にパンチ良く効いたストーサーの打球が、杉山のコートに放たれていた。
2セット、3セット目に入り、ストーサーのデュースサイドのサーブは、すべてバックハンドなど、
攻撃の軸がほとんどバックハンドへ。そこへ強引なストーサーのカウンターのショットがジャブのように入り
杉山選手のボールが相手コートで伸びてこないようで、相手はさらに打ってきたような・・・。
とはいいつつ、試合巧者のベテランの展開でファイナルセットへ。大接戦末の4-4になってから
どちらに転がるかわからないゲームだが、4-4(30-30)でストーサー快心のフォアハンドの
ランニングショットがストレートにバシッ。「さすが全仏ベスト4のストーサー」また強くなったと・・・。
愛ちゃんの全米シングルスは終わったが、彼女のグランドスラムでの活躍。さらに記録を延ばしてほしい。