世界遺産「水道橋」@セゴビア(スペイン) 一瞬の旅
今日はマドリッド発 16時のフライトで帰国の予定。 午前中にマドリッドから90KM離れたセゴビアに
行こうと決めていた。しかし、セゴビア行の新幹線の始発は10時30分発だと早朝の駅で言われた。
たとえ、セゴビアに30分だけ滞在し、最も早くマドリッドに戻る新幹線と、地下鉄を乗り継いで
ホテルに戻ったとしても 14時20分。 それから、チェックアウトして、空港までタクシーで約30分。
電車が定刻運行で、渋滞がなければ、空港には15時。 運良くて出発の1時間前・・・これは危ない。
行くべきか、断念すべきか・・・。かなり危険で挑戦的な旅だけに、定刻運行に賭けてみたくなった。
何となくJRの新幹線に似ているスペインの新幹線。車内には、テレビが!30分で到着しました。
今から2000年前、ローマ帝国がヨーロッパ各地に生活水を運ぶための橋「水道橋」を建設しました。
そのひとつが、このセゴビアに残っており、世界最古の水道橋として、「世界遺産」に指定されました。
これこそ、「世界遺産」の象徴とも言える水道橋は全長813 メートル。一番高い所で28.5メートル。これは圧巻だ。
花崗岩だけで、接着剤もなくて、こういうアーチが2000年前に・・・・
タイムスリップしたような、のどかな街並み。中世ヨーロッパ建築が大切に保存され、
今なお、ここで暮らしている人が、たくさんおられました。
16世紀に建てられたゴシック様式の大聖堂 親を失い狼に育てられた二人の子供。その内の一人が、
時間がなく、このお城「アルカサル」には行けず。 「アルカサル」とはアラビア語で「宮殿」を意味します。
スペインが後に大国となる礎を築いたイサベル女王がここに居を構えていました。スペインにある城の中で
最も美しいと言われ、ディズニーの「白雪姫」に登場する城のモデルにもなったということです。確かに・・・
でも、姫は、もうここでは寝てないな。天気がいいところで、日光浴して、気分よく寝てそうな気が・・・。
ということで、ここから、ドキドキで、バス-新幹線-地下鉄-タクシーを乗り継いで、空港へ。
すべり込みセーフで、マドリッド空港に到着。 オーバーナイトフライトでフランクフルト経由で成田。
幸いにして、マイ オフィシャル エアライン ANAは ビジネスクラスにアップグレード。感謝で熟睡。
明日から、当分はオフィスで頑張らないと いけません。