日本&グアム 合併計画 | テニスな仕事 - Tennis Around the World

日本&グアム 合併計画

今回、宮崎に来た目的は、グアム島テニス協会の会長、事務局ディレクターとミーティング。

宮崎国際女子の現場を見ながら、大会運営のレクチャーと、事業計画をアドバイスすること。 


グアムでは男子エキジビション大会を15年近く開催しており、しばしば日本のプロ選手も

招待していただくなど、知る人ぞ知るアットホームなリゾート大会として開催されていました。

Tennis Round the World - by 川廷尚弘   Tennis Round the World - by 川廷尚弘

その後、グアム関係者から、公式国際大会のグアムで開催したいと相談を受けていました。

しかし、これには、大きな テニス政治的ハードルが・・・あるのです。


グアムはアメリカ領になるため、米国テニス協会(USTA)の傘下団体であり

地理的に、北マリアナ諸島は、アジアではなく、オセアニア連盟に属するのです。

日本とは、つながりの無い立場のグアムと、いかに日本が協力関係なれるか・・・

わずか2~3時間の


そこで、日本の大会とリンクした "日本&グアム Futures in グアム"の開催を提案し、

グアム島を 日本の開催都市の一部として併合させるという 試案を進めてきました。

簡単に言うと、日本のFutures大会は、北海道、九州 グアムで開催するというプランです。

Tennis Round the World - by 川廷尚弘

将来的には、JTA国内大会@グアムや ビーチテニス@グアムの開催も。


一年かけて、米国テニス協会(USTA)、オセアニア連盟の関係者と交渉し、ついに円満に合意。

国際テニス連盟でも、このグアムを日本の大会に併合する計画と プロセスが承認されました。 

そして今回、グアム協会が、国際大会の開催に向けて、運営の勉強で来日してもらいました。


政治的な段取りは終えたので、あとは 自分のエネルギーを どれだけ注入するかだろうな・・・と。

Tennis Round the World - by 川廷尚弘   色々と考えながら、宮崎から東京へ。

明日は、マドリード(スペイン) に行きます。