イスラエル問題 | テニスな仕事 - Tennis Around the World

イスラエル問題

今日は渋谷のオフィスで、「HP OPEN」(WTA大阪大会)と、クルム伊達公子の記者会見。

残念ながら荏原SSCでミーティングがあるので、伊達と会うことなく藤沢へ出発・・・忙しい。


今週のWTA大会(アラブ首長国 ドバイ)で、非常にセンシティブな政治問題が起こってしまった。

イスラエル国籍のピア選手に、アラブ首長国政府が、ビザの発給許可を出さなかったのだ。


このピアのビザ問題は、イスラエルとアラブ首長国の首相レベルの国家交渉に至っていたとは、

報道されていないようだが、平和解決に向けて多くの人が努力したが、交渉成立には至らずだった。

Tennis Round the World - by 川廷尚弘

ツアーでは、全出場選手のビザ発行は、主催者の絶対的な責務だが、それが出来なかったドバイ。

Dubai Duty Freeは WTAの大きなスポンサーの1つだから、あまりドバイを刺激しない方がいいと思うが

WTAのCEOは、アラブ首長国政府と、大会主催者に対し、厳しく非難した. これは解決するだろうか?



ペアの欠場によって、森田あゆみが本戦繰り上がりとなったことは超ラッキーだな。ただ露骨に喜ぶと

政治問題になりかねないなので、気を付けた方がいいでしょう。