ロディックのラケット | テニスな仕事 - Tennis Around the World

ロディックのラケット

AIG OPENの期間中に、ブログを書こうと思いましたが、毎日疲れ果てて無理でした。

選手も完全燃焼、不完全燃焼と いろいろな気持ちで有明を去っていきました。 

僕は完全燃焼です。


ロディック   ロディック


ロディックの初来日、初優勝かと思われましたが、ベルディハに7-6 5-7 6-7の大激戦で敗れ

期待のデルポトロは、決勝直前から腹痛だったようで、不完全燃焼で、ベルディハが優勝。 


「さっき食べた、スパゲティーミートソースかな?」と本人は言ってたけど、

同じ場所、同じ時にスパゲティーを食べ僕は平気だったんだ・・・可哀そうに。 


決勝が終わって、会場から帰る時、自分のオフィスに、ロディックのラケット。

折れてなきゃ使うんだけど、ここまで折られると、不燃物で処理すべきだな。


でも、オフィスの不燃物のゴミ箱は撤収されていて、折れたラケットを持ったまま帰宅。 

燃えないゴミの日に出すべきか、コレクションにしとくか・・・ラケットの行方を検討します。


本戦初日から雨が降り、3日間連続の苦渋の決断で、センターコート以外の試合を、

オフサイト(会場外)のインドアコートに、多くの選手を移動させて、試合をしました。


限られたツアー日程に、雨が降れば悲劇。 オフサイトで運営する私自身も苦悩の3日間となり、

有明テニスの森で、観戦を期待していたお客様には、大変ご迷惑をおかけした決定が続きました。


しかし、今回は慶應大学庭球部の影のバックアップで、AIG OPENの女子の試合が順調に進みました。

友人でもある慶應の坂井利彰監督、小野くん、加藤さんを始め、部員の皆さんの協力に感謝感激です。


クルム伊達公子や、世界の女子のトッププレーヤーが続々と慶應大学に到着し、大学生もウォー!!


多くの選手が、女子大生と同じくらいの年齢なのですから、留学生と思えば、違和感はありませんが、

グランドスラムのベスト8以上の選手が、シューズを脱いで、男子部の部室に入って試合を待って、

その間、慶應の部員と仲良く話をしたり、部室で一緒にDVDを見たり、テレビゲームしたり・・・。


正直ありえない舞台裏の光景に、僕は楽しくなってしまいました。 慶應テニス部の皆さん ありがとね。


慶應


お世話になった慶應大学。水曜日の午後は、外が晴れたので、

スタンドのある慶應大学の屋外コートで試合をしました。