備忘録 | 箏・三絃演奏家 松浪千紫のブログ・*。♪

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〜箏・地唄・上方唄三味線・胡弓演奏家の、日々のつれづれや音楽のこと、気ままに綴っています〜

わたしって、ほんと物忘れがひどいんです。

ニワトリは3歩すすんだら忘れるって笑い話だけど、あれまんざら大袈裟な話じゃないです。
わたし、ほんとに忘れちゃいます(>_<)

なので例えば自分が観た映画とか読んだ本とかも、ほんとに「はっ!?なんで!?」って自分で情けなくなるくらい忘れるガクリ

その時はすごく感動したり考えさせられたり、心の琴線に触れる作品にはたくさん出会ってるはずなのにあせる


というわけで、これからDVD鑑賞の機会も増えそうなので、忘れないようにメモっておこうと思うジジ


今週観たDVDは、
『食堂かたつむり』
『英国王のスピーチ』

の2本。

ヒューマン系のコーナーで適当に2本借りてみたら、たまたまどっちも言語障害に関係のある作品でした。

切り口は全然違うけどね。



『食堂かたつむり』は、ぶっちゃけストーリーはいまいちピンとこなかったです汗

でも、料理のシーンが多くてわたし的にはグーハート
主人公の料理に対する真摯な気持ち、食材への心からの感謝が伝わってきた。

普段、とくに平日なんかたいてい時間にせき立てられるようにして料理をすることが多い私としては、たまにはこの主人公のようにひとつひとつの食材を愛して、自然の恵みに感謝して料理をする余裕を持ちたいものだなぁと思いました。

そして、もっとひとつひとつの作業を丁寧にお料理をしようと思いました(笑)

お料理に込める気持ちって食べてもらう人に伝わるんだな、って。



『英国王のスピーチ』、これは大ヒット虹

決して自分が望んだわけではない国王の地位。しかしそれは王族に生まれたかぎり、逃れることのできない運命。「立場が人をつくる」とはよく言うけれど、それだけでカバーできない根本的な問題とかコンプレックスって多かれ少なかれ、誰しもが持っている。

聴衆の前でのスピーチや全国民に向けたラジオの生放送を当たり前のようにこなさなければならない国王の持つその問題が、「吃音症」だったら…という、第二次大戦当時の実話です。

国王の国王らしからぬ部分というか、一人の人間としての葛藤をストレートに描いているところがすごく良かった。理不尽に怒ってみたり、信頼したり反発したり…子どもがギャーギャー言いながら苦手を克服していく姿とおんなじだな、と。見ていて、気持ち良かった。

ちなみにこの作品の監督は、いま絶賛上映中の『レ・ミゼラブル』の監督らしいです~。


さてさて、次は何を借りようかな。




















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