今回は、上手側サイドから。
ご覧の通り、上手側が見事に視界から消えて、ちょっとここにしたのを後悔しました...。
カジモドは、金本泰潤さん。
やっぱり歌うまくて良い声です。フロローに避けられた時とか、ドテっと転ぶのでとても可哀想になる...。
ただ「陽ざしの中へ」の僕なら~そんな毎日~とか声張るところ、割れてないけどギリギリ?
何かバリバリ聞こえました。
素人だし、細かい事は気にならないし分からないのですが、今回のKAAT公演、音響がアレ?って思う事がちょこちょこありました。
エスメラルダの松山育恵さん、
やっぱり好きです。
妖艶で力強くて芯のある女性。
歌も見事に感情を表してるし、セリフも上手い。
「世界の頂上へ」で、本当に楽しそうにふざけるカジモドを「高い所苦手」な顔で恐々見ていて、ふっと表情が緩んでからは彼女も楽しそうでホント好き。
「いつか」いつも本当に泣かされます...
育恵さんも涙を流しながら、あんなにきれいに歌えるのが凄い。
そして、タンバリンと酒場のダンスはいつまでも観ていたいー!本当に綺麗。
佐久間仁さんのフィーバスも好き。
いつも同じ事ばかり言ってしまいますが、この日「大変光栄です!」のところ、凄い胸を張ってフロローに迫らんばかりの勢いで良かったです。
あと、上手側が見えなかったので声を聴くだけになってしまった(涙)パリの人々よ~も、今期すごく力強くて好きです。
村俊英さんフロローも、地獄の炎、凄い迫力で怖かったです。
最初、カジモドにも、大聖堂でエスメに怒って追い出す時も、そんなキレた風じゃないというか、怖い感じじゃないんですが、地獄の炎を境に怖くなっていくんですよね...
エスメのスカーフを彼女に返す(?)時も、最後は要らないものを捨てるかのように放り投げるように手を放してて何だかもう...。
吉賀陶馬ワイスさんのクロパン、歌上手いし動きにキレがあって前より全然好きになりました。
ちょっとキャラ的に弱い...というか、もうちょっと野性味溢れてても良いかなと思うんですが、それはそれぞれの個性として...。
奇跡御殿で消える時、火薬が不発だったけどバッと消えました。早い。
この日は、男性アンサンブル8枠の松永涼吾さんが初めてでした。
バク転はなかったけど、声もダンスも良かったです。
(バク転決められるのって、私が知ってる中では功太郎さんと玉井さんだけですね、田邉さんもかな?随分前に1度観ただけなので記憶が...やっぱり難しいよね...)
今期、プリンシパルのデビューはクロパンの髙橋さんとフィーバスの神永さんのみでしたが、アンサンブルさんは男性6枠以外、全ての枠でデビューがあった気がします。
(私がそれまでに観てないだけだったらすみません)
今後、京都で12月~4月、その後東京で、となるとアンサンブルさんは増やしておかないと他の演目との兼ね合いも考えると回らないですもんね。
この日は、私、ノートルダムの鐘30回目の観劇でした。
最初が2017年6月なので、劇場も福岡以外は全部見てる割には30回達成遅かったかな?
ちなみに今期は4回で、今までで一番少なかったです。
後半、チケットの入手がすごく困難になったのが誤算でした...。
KAATの壁、とても大きいので見るたびにテンション上がってました。
終わってしまったなー、って、やっぱり寂しいです。