大阪四季劇場、懐かしい。






元々、大好きな作品ですが飯田達郎さんのラウルがどーしても観たくて行ってきました。

そして、ラウルばっか観てたのであせる今回はその感想です。


飯田さんが人間の役を演じてるのを観たのはリトマのエリックとノートルダムのカジモドだけで、コンサートでも表現力が凄い!そして声が好き、という事で、ラウルー!!観たーい!ってなりました(笑)


結論、とても好きなラウルでした。


歌がめちゃくちゃ上手い、セリフも自然で上手い。

クリスティーヌに向ける笑顔はとても優しくて素敵なんだけど、他の人には目が笑ってない貴族な感じ、ファントムと対峙する時は怒ってる…

クリスが行方不明になって、ファントムから手紙が届いててイラついてるのがよく分かります。

イル・ムートで5番ボックスに座ってる時は、真顔で観てるけどクリスが出てくると指で音楽のリズムとってたり。

ファントム出てきて上を見上げてる時とか凄いカッコ良かったです。


ファントムを捕まえようとして、クリスが出来ないっ!て逃げちゃって話がまとまらなかった時、足ダンッってして悔しがったり、クリスが攫われた時に追いかける、止める支配人たちを振り払おうとする動きが大きかったり、オペラ座の地下室にたどり着いた時はやっと着いた、感じが出ていてここまで来るのに罠とか色々あったんだろうな、というのがよく分かりました。

とても情熱的なラウル。


首に縄をかけられてからの動きも大きめで、常につま先立ちで凄い苦しそう。

しっかり歌っているので、そう見せてるのは分かるんですが本当に上手いです。


ここでの三重唱も、墓場のシーンも清水さん、久保さん、飯田さん声が強いので圧巻でした。


クリスがファントムにキスをした時は、目をカッと見開いて呆然と見つめた後に目を閉じて後ろを向いて…

(縄を切る為に)近づいてきたファントムには、凄い顔で威嚇するみたいに、やるならやれ!といった感じでもの凄い睨みつけて、縄切られてダン、って倒れるのもアクション大きめ。

すぐ立ち上がってクリスを抱きしめ、緊張感もった感じで出て行きます。


カーテンコールの最後では、下手にはける時に上手でお辞儀をするファントムに讃えるように手を差し出して。


だーっと書きましたが、私だいたいいつもオペラ座観る時ファントム寄りで観てるので、こんなにラウルを細かく観たのは初めてかも。

全体感を観られたら良いんですが、いつもどこかに気を取られてそこしか見てない気がガーン


初の飯田達郎さんラウル、大阪まで観に行って良かったです。