1789年7月14日

バスティーユ牢獄攻撃の日、この日をもってフランス革命の勃発とされている日。

最初は立憲君主制を目指していた(と簡単に言い切れないのも難しいけど)革命が、1793年1月21日の国王処刑という日を迎えるまでわずか4年半程度。

のんびりと日本で生きていると考えられないくらいのスピードで国家が、政治が変わっていったものすごい時代だったんだな、って改めて思います。

 

1953年の7月14日、浅利慶太さんをはじめとする10人の学生が、劇団四季の立ち上げにフランス革命の日を選んだのは、日本の演劇界に革命を起こす、という意気込みからだったと何かで読んだ事があります。

それから68年、こんな劇団になっているなんて凄いの一言では語れないんですが、日本にミュージカルを根付かせて、ロングラン公演とか全部四季ですもんね。

 

演出家にして、経営者、その他にも色々な側面をお持ちだったと思うんですが、浅利さんってどんな天才だったんだろ?

劇団創立65年を迎える前日にこの世を去られていたのも、衝撃的でした。

 

四季がなかったら、どこかが上演してたかもしれないけど、もしかしたらオペラ座の怪人もCATSもノートルダムの鐘も観れてない訳で...

私の人生、だいぶつまらないものになってただろうな。

 

感謝!!