ちょうど1か月ぶりに行ってきました。
飯田洋輔さん、山本紗衣さん、加藤迪さんの組み合わせは初めてだったのでとても楽しみにしていました
今回は、山本紗衣さんがすごく印象に残りました。
元々、紗衣ちゃんの潤うような声が大好きなのですが、すごく声出てて素晴らしかったです。
いつもキャストさまごとに感想書いてますが、今日は印象に残った場面を書きます。
「Think Of Me」の紗衣クリスの歌唱力がもう素晴らしかったです。
ファントムもラウルも喜ぶのが分かるわ←
洋輔ファントム、登場シーンの「私の宝物に~」の所からもう迫力が凄い。
デビューしたての頃より、「オペラ座の怪人」の振りとか滑らかになった印象。
クリスが人形を見て気絶してしまうシーンでは、一瞬驚いたような感じが良かったです。
「怪人の隠れ家」では一心不乱に作曲しながら、書いたものを袖で擦って消して(良いの・笑)また書いて...と演技が細かい!
1幕最後の天使像の上のファントム、とても辛そうに「クリスティーヌ...クリスティーヌ...」からの咆哮と「これほどの~」がすごく怖いんですけど、ライトの当たり方やルックスがめちゃくちゃカッコよかったです。
うわーっはっは、の大魔王みたいな笑いもめっちゃ耳に残る...初めて洋輔ファントムを観た時、3日くらいこの笑いが頭の中にこだましてました。
幕間、生オケから色んな音が響いてくるのですが、墓場のシーンとかの音が聞こえて良かったです。
「墓場にて」は、もう紗衣ちゃんが素晴らしかったです。
ここにはいない、面影、忍ぶのは夢だけなの~とか泣けました。
(個人的ですが、私も人より少し早く父を亡くしたので、このシーンの歌詞はとても響きます。)
エンジェルなの?パパなの?とふわっとなってしまう感じもすごく良かったし、やっぱりここだけは旧演出くらいラウル遅く入ってきてほしい。
迪ラウルは、ばんばん飛んでくる火の玉を帽子で防ぎつつ向かって行ってて、戦う気がすごくあるように見えて良かったです。
「ドン・ファンの勝利」から「ザ・ポイント・オブ・ノー・リターン」大好きなシーンなのですが、ここの紗衣クリスはめちゃくちゃ色っぽい、、、昨年、佐野ファントムと紗衣クリスで観た時は本当にドキドキしました。
今回ももちろんとても色っぽくて、フードの下に居るのがファントムだと気づいたクリスとそれを引っ張るファントムを観てると息が詰まりました。
クリスをさらってからのファントム、「母にも嫌いぬかれて、マスクで醜さ隠され~」のあとの「クリスティーヌ、何故、こう、なのだ」のところ、すごく切ない言い方...
このあとのファントムって怖いんだけど、洋輔ファントムだと狂ってる感じがしない。
クリスにキスされた時は、やっぱりジタバタ感がしてしまう...
ファントムが蝋燭をもって近づいた時の迪ラウル、絶対殺される、って思ってそうな顔をしていて、二人して出ていけ、と言われた時に少し躊躇するクリスを引っ張る力がとても強い。
「マスカレード、仮面に隠れて、生きてきたこの人生」のところで猿のオルゴールの頭を撫でる、ではないな、掴んでワシワシしてるのがとても可愛そうで...
両手を広げて大切そうにヴェール拾うのが涙でした。
あと、洋輔ファントム椅子から抜けるの早くなったと思う。
カーテンコールでは胸に手を当てて、ファントムの相好を崩さない程度のほほ笑み、とても素敵でした。
みんなと手を繋いで前に出るときは、両側確認していいですか、いきますよ、みたいになって勢いあるのもちょっと素が出てる感じで良き、でした。
ほんとはもっと他のキャストさまにも触れたかったけど今日はこのへんで。
まだ未見の岩城ファントムも観てみたいな。
この日のプリンシパルキャスト全員
オペラ座の怪人:飯田洋輔 さん
クリスティーヌ・ダーエ:山本紗衣 さん
ラウル・シャニュイ子爵:加藤迪 さん
カルロッタ・ジュディチェルリ:河村彩 さん
メグ・ジリー:松尾優 さん
マダム・ジリー:木村智秋 さん
ムッシュー・アンドレ:増田守人 さん
ムッシュー・フィルマン:平良交一 さん
ウバルト・ビアンジ:山口泰伸 さん
ムッシュー・レイエ:日浦眞矩 さん
ムッシュー・ルフェーブル:勅使瓦武志 さん
ジョセフ・ブケー:見付祐一 さん